2015年8月22日土曜日

幸福の科学を退会する理由とは



⒈退会の相談

私のところへ連絡をくださるKK(幸福の科学)の会員の方が、今年の春以降、増えてきています。こうした方は、私への連絡は勇気のいることで、KKをやめることを真剣に考えだした段階で、連絡を下さいます。いわば退会への最後の一押しをして欲しいと、そう思って連絡をくださるという印象を受けています。また、それと同時に、納骨壇や永代供養料を返してもらうにはどうしたらいいのかという相談をいただくことがよくあります。これはORへの信仰がこうした方から消えていることの証です。今回は、どうしてこうした方が信仰に疑問を持ち、退会を決意するようになったのかということを、私が直接お伺いしたことから申し上げます。ただし、ご相談された方が特定されないように配慮をさせていただきますの、やや抽象的な表現になる場合もありますので、ご理解ください。


⒉教祖に嫌気がさした人々

私が接した退会を決意した方々が、それ以前から職員やKKの方針に嫌悪感や疑問を持ってこられたのですが、それでも教祖への信仰を持ち続け、職員はおかしくても教祖は別だと信じようとしてきた方がばかりです。植福や伝道に熱心だったり、支部ボランティアで貢献したり、特に初期から熱心に学んできた方が圧倒的に多いのです。こうした教団を下支えしてくださって来た方々が、ついに嫌気がさしてやめようとする一番の原因は、教祖です。教祖の言動や雰囲気に嫌気がさし、疑問がピークに達した時に、やめることを決意されています。これが最重要の原因だと私は感じています。

ある人は、今年の春に、教祖の法話を聞いて、いやになったといいます。その方を仮にAさんと呼ばせていただきます。

Aさんは、教祖が法話の中で、「創価学会の池田大作が夢に出てきて、『もっと弟子をしからないといけない』と言われた」と話すのを聞きました。「池田大作が亡くなった後は幸福の科学が宗教界で一番になるから、夢に出てきたのだろう」ということを教祖は言っていたそうです。

Aさんは、「あれだけ創価学会のことを叩いていたのに、今になってその会長の夢のアドバイスを聞くというのはおかしい」と思いました。このことがきっかけで「今までは職員だけがおかしいと思っていたけれど、ORがおかしいからその影響で職員もおかしくなっているのではないか」と考えるようになり、それから私のブログを読むようになったそうです。

Aさんは、教祖の長女の盗作問題への教祖の対応にも疑問を持ったといいます。

今年6月に長女の卒論盗用問題が発覚しましたが、広報局からの転送メールでは「卒論については、あくまでも大学側の論文指導,及び審査の問題であり、盗用ではありません」とのコメントだけで、なんの謝りもなかったそうです。Aさんは、「卒論のみで終わっているのなら別にかまわなかったのですが、それを本として売っておいて、その3分の2が盗用ならば、大きな問題であるし、そうであるならば、父親であるORは娘に謝るようにするのが親ではないか、と思いました」と言います。

結局、教祖自体に問題があることが理解できるようになると、それが教祖の子どもにも職員にも波及して、おかしな教団運営がなされているという構図が理解できるようになります。そうなると、この教団にはもはや居たくなくなるのは、当たり前だと思います。


⒊教祖への幻想が消える時

初期からの会員さんは、熱心に教学をした方が多いです。それだけに深く洗脳されていますが、教団運営の中に教えの基本をゆがめるようなものを感じ取ると、さすがに敏感に疑問を持たれます。

Bさんはそういう方です。お金がないと悟れないと言われているような、金のかかる運営に疑問を感じたのです。

高額の研修やご法話、祈願が目白押しになり、お金がなければ悟れないと言われているようで、大金持ちのための研修が増え始めた時、ここは富裕層相手の宗教になっていくのを感じました。私にはそんな上流階級のお友達はいないので、こんなところを伝道して勧める事なんて出来ないと思うようになりました。初期の頃の、教えを学んで、悟りを得ていくという感動はすっかりなくなっていました。支部で何度も瞑想をしてみましたが、神様を感じることは出来ませんでした。『悟りにお金を出すのが必須なのか?』と考えるとおかしいと思えて、まずは支部に行けなくなる理由をつけて、まったく足を運ばないようにしました。

その後に、Bさんは教祖が偉大な覚者の生まれ変わりだという「教祖神話」の洗脳を解除する作業に入ります。

後は総裁が偉大な歴史上の人物の生まれ変わりではないということを納得する作業に入りましたが、私はある時の法話を思い出して、『私は嘘をついてなんかいません!』という総裁のセリフで洗脳が解けました。酔っぱらっている人が『酔っていない!』というように、嘘をついている人は『嘘をついていません!』というんじゃないかとパッと思ったのです。お釈迦様だった、ヘルメス様だったというのも今は全然信じていません。皆さんの中に神がいるというのなら、自分だけが特別で唯一の神と言うのはおかしい、お金を自分に集中させるためだとわかりました。

自分だけが特別の唯一神だという教義は、お金を全部教祖に集中させるトリックだと見抜いたというところは、ひとつの大切な洞察だと思います。

Bさんは「正しさの探究」ということにも、疑問を感じます。

神は人間に自由を与えたなら、何をしても自由なのだから悪は存在しないし、すべては経験として学びとなるはずなのに、総裁は正しい正しくないということばかりを気にしていると思いました。

教祖の波動に「とても怒りや憤りや争いの心を感じる」という実感があるので、教祖の説く「正しさ」は、結局は物事を善悪二元に分けて、悪と見なした側を裁くためのものだと。そうKKの説く「正しさの構造」を、Bさんは理解されたようです。現実に教団を見ると、現在のKK教団の善悪二元論はEC信仰を認める側と否定する側に二分して、信仰の敵を悪魔とする排除の論理になっています。

私は前夫人を永久追放した段階で、教義の崩壊を感じました。すべての人を救い、その救いの鍵は教祖が持っているというのであれば、「永久追放」は永遠の救いの拒否であり、「一切衆生救済」という基本方針の否定です。善悪に分かれて見えながら最終的には光一元の世界に向かうという「相対的二元論」(これも基本教義です)は、ここで崩れました。教祖と教団の現実が教義を裏切ってゆく姿は、教義がきれいごとの建前でしかなかなく(つまり教祖の頭の中の構築物でしかなく)、教祖の本音は別にあったという事実を突き付けています。

Bさんは教祖の人格の発する雰囲気にも幻滅を感じたといいます。

離婚のときの暴言、悪口、雑言も嫌でしたし、再婚した時の鼻の下が伸びた雰囲気がとても嫌でした。

Bさんは、他にも選挙に対する考え方や、支部のやり方、職員、法友などに対し、「常に自分の口からは不平や不満が出てくる」のがいやで、「辞められると思ったら本当に気分が軽くなって嬉しかったことを覚えています」とおっしゃいます。


⒋アンチのブログを見る

Cさんは、職員の責任転嫁の言動が嫌だったといいます。特に職員が自分には責任がないというあまり責任を会員に押し付けるやり方にあきれていました。職員の非常に根深い「保身」を感じのです。どうしてそこまで「自己保身」の思いを出すのかが理解できなかったのですが、アンチのブログを読んで疑問が氷解しました。職員は、教祖や教団か疑われ非難されることが怖かったということを理解できたのです。

他にも退会を決意した多くの人は、アンチのブログを見て、支部等で経験していることがそのまま書かれていて、「書かれている内容は本当のことだ」と納得したといいます。Cさんと同様、「そうだったのか!」と、モヤモヤした疑念が氷解するようです。

教団の矛盾は、会員の方が日々接して実感していることです。
職員の「自己保身」以外にも、
彼らの上から目線、
感謝を知らず家畜のように会員を使っていく職員やその妻の言動、
選挙で献金されたお金や奉仕を湯水のごとく「無駄なポスターや活動」に使いどぶに捨てて平気な態度、
会員への思いやりのない悪口と批判・攻撃、
こうした職員やその家族の姿は、特に会員のストレスとなっています。
それでも会員さんは、職員が悪いのであって教祖は違うと信じ込み、自分に言い聞かせることで、信仰を保ってこられています。

しかし、教祖の言動がもはや救い難く感じられたときに、会員はアンチのブログに手を伸ばします。そして本当のことを知ろうとします。そこで隠されていた真実を知り、洗脳が解け始めるのです。

その一人である、Dさんの声をご紹介します。

私は選挙が始まるころから、特に熱心に活動をしました。本心は嫌だったのに、信じていたらやらなければという思いと、本当にここで幸福になれるのか試してみたいという気持ちからでした。支部では毎日忙しくてほかの情報を得る時間もなく、ネットの書き込みを見ることはもちろん禁じられていたので、支部活動を辞めてからは色んなブログを読むようになり、やっぱりそうだったんだと、どんどん洗脳が消えていきました。選挙が始まった当初は信者達も団結力があり、成功を信じて力を出そうとしていましたが、だんだん支部の皆さんも結果の出ないことにお金を集めて注ぎ込むことにむなしさを感じ始めていました。・・・

最初の選挙でのお金の使い方のひどさは、私も現場で実感しました。党首を変えるたびにポスターが変わり、その都度、会員は仕事を休んでポスターを張りなおします。最後には、世間の人は党首の顔も名前も、誰も覚えていないだろうと思いました。その都度無駄になる高価なポスター、そして会員の奉仕の時間、そして虚しく消えてゆく植福。ポスターを張りかえるたびに、「会員の献金と献身を何だと思っているのだ」、と怒りを覚えたのを記憶しています。最後には、一人も当選しない、教祖すら落選した決定的敗北が、教祖の予言の無力さだけを確かなものとして印象付けました。


⒌休眠会員の苦しみ

休眠会員さんに中には、支部運営について支部長に疑問をぶつけてから「悪魔」扱いされ、支部の仲間からも悪い噂を流されて、怖くて支部に行けなくなったという方がいます。Eさんといいます。この方はショックと恐怖心のあまり、その時以来うつ状態に陥り、家庭に引きこもりました。なんと十年以上です。その間、毎日「死にたい」「どうして死のうか」とばかり考えたといいます。教団(支部)から悪魔視されて追いだされた恐怖体験は、Eさんの深いトラウマとなったのです。

しかし、この方は直観力の優れた方で、教団の施設を見ると暗いもので覆われている気がして、怖くて近づけなかったといいます。教団が怖くて、「幸福」という言葉すらつかえなくなっていたそうです。しかも、その教団から追い出された自分は地獄に行くしかないと信じ込んでいたのです。これがKK教団の洗脳の恐ろしいところです。休眠会員であっても、恐怖でがんじがらめになっている方がいらっしゃるのです

Eさんは、ようやく私のブログを何かのきっかけで読まれてみて、私が教祖から教団を追放されるプロセス(還俗体験)が、自分が支部から追放された経験と瓜二つであることに驚かれ、私に相談してこられました。

Eさんは、私に電話するときに、体中を大蛇に締め付けられるような感覚を持ったといいます。しかし、私に電話するとそれが消え、楽になられました。この方は退会する時も、霊的な攻撃を感じたそうですが、私のブログ「真実を語る」を読むと、身体が楽になり攻撃が退いたといいます。その後も、恐怖心や身体が重くなる現象が起きるたびに、「真実を語る」を読んで楽になったと言われます。

私はEさんに心の状態を絵に描いていただいたのですが、最初に描かれた絵がとても印象的でした。地獄のような暗い闇の荒涼とした空間に、Eさんは灰色の姿でしゃがみこんでいます。その後ろの方には大きくて真っ暗な穴があり、それは地下深く闇へとつながっています。その穴がKK教団だと感じるそうです。

私はとても正確に霊的実態を把握されていると思いました。それにもかかわらず、洗脳があるゆえに、恐怖心から教団に縛られて自分も心の地獄にいらっしゃったのです。休眠会員であっても、洗脳を解除し退会しなければ、決して幸福にはなれないということを、私はEさんとの出会いを通して教わりました。

これが私が、会員の皆様に退会を勧める理由です。休眠であっても会員であるうちは、縛りから解放されないのです。

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