2015年8月9日日曜日

教祖と教えと教団カルチャー③・・・エンリル考


 
 KKで宇宙人ものの霊言がスタートした時、最初に登場したのはエンリルでした。非常に注目すべきですが、あれほど教祖が毛嫌いしているエンリルが、まず最初に教祖に入ってきて宇宙人に関する説法を始めたのです。KKの宇宙への扉を開いたのがエンリルです。この時、エンリルの霊言で特に印象に残ったキーワードは「家畜」という言葉でした。KKで登場するエンリルは、地球人を自分たちのために家畜としか見ていないことを知りました。その冷酷な波動に、ぞっとしたことを記憶しています。

 ところが、その後よくよく考えてみると、教祖にとって、会員は「家畜」なのかもしれないという気がしてました。家畜は、飼い主に労役と食料を提供する存在です。その限りにおいて飼い主からは大切にされます。KKの会員は、自腹を切りながら支部などでのボランティア活動や伝道活動、あるいは精舎で長期の泊まり込みの作務をしています。かれらは牛が自分の肉を差し出すように、自分が働き蓄えたお金を次々に差し出していきます。お金を出すうちは、支部でたたえられ重要視されますが、貯金が底をついて出せなくなると相手にもしてもらえなくなります。まるで牛乳の出なくなった痩せた牝牛や病気にかかって食べれなくなった牛が、見捨てられるかのようです。

 

 こうした実際の行動面から見ると、エンリルと教祖の発想には差異が感じられません。このことから私はKKでエンリルと言っているのは、実はある霊能者の本体の魂ではなく、教祖の影(自己否定して潜在意識下に押し込めた人格の側面)ではないのかという仮説を立てるようになりました。

 E.C.いう架空の神を創造し、それを自分のペルソナ(仮面)としてきた自己同一視してきた教祖は、それに相反するまがまがしいものを「エンリル」と命名して、それを完全否定してきたのではないかと思うようになりました。

 

心理学でいうペルソナというのは社会で見せている仮面です。人間の中の思いには、このペルソナの真逆にあるものもあるのです。それを自分だと認めることができないので、無意識に否定して、それを潜在意識に押し込めます。押し込められたエネルギーは、ペルソナを脅かすものとなり、時には憑依して二重人格になったように振舞うことすらあります。しかし、その影も自分自身であるということを認めないと、決してコントロールできるようにならないために、いつまでもペルソナの脅威であり続けます。これが影です。影は、常に顕在意識でもあるペルソナからは否定されていますが、それだけに無意識に本人を支配します。だから影を認めないことは危険なのです。

 

 教祖の影が「エンリル」であるとすると、エンリルを酷評し否定し続ける理由が心理学的には説明できます。否定しながらエンリルと言われているエネルギーと同じ傾向や行動様式を持つことも、理解できます。

 そう考えると、教祖が非常に攻撃的で恐怖心で人を縛り金を集め、政治力も持ちたがるのも、エンリル的な傾向性がにじみ出ている結果だと思えます。エンリルを別の霊能者に仕立て上げたのは、これは教祖が自分の影をその方に投影したに過ぎません。エンリルは、KKの教義では、六千万人の自我の強い恐竜型宇宙人・レプタリアンを率いてきた(と想定されている)リーダーです。彼はレプタリアンに自分への信仰心を要求し、組織的な行動を指揮してきた自我の強い魂なのです。エンリルは自分がいかなる神よりも偉い神だと主張する傾向を持っています。また一定程度の自我の強い者たちを組織化することもできます。教祖はまさに、自分への信仰を主張し、組織として行動することを要求してきました。「エンリル」とそっくりではないですか。

ある霊能者をエンリルと見るKKの教義の呪縛から離れて、エンリルを教祖の影と見たとき、はじめてこの教祖の謎が解けてくるのではないかと思います。

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