2014年6月4日水曜日

関谷晧元著『虚業教団』を読んで③


(前回から続く)

愛の波動がない

 関谷氏は、GLAの幹部で高橋信次氏の実弟に当たる高橋興和氏と指しで話したことがありました。その会談の席で、高橋信次の霊言は偽物だという根拠を、高橋興和氏は次のように述べたといいます。

 

「二つはハッキリしています。関谷さんも気づきませんか。一つは、″愛の波動が伝わってこない″ということ。愛を説く言葉は上手に並んでいるけれど、暖かみが伝わってきません。ハートではなく頭で理解させ、うなずかせる感じです。二つ目は、″冗談の言い方の違い″ です。大川さんの冗談には品性がありません。兄はあんな下品な言い方のできない人でした」

 

愛の波動が伝わってこないというのは、その通りです。これはOR氏の人格に関係する重大な問題提起でもあると感じました。

振り返ってみれば、どの話を聞いても、愛そのものの波動を感じて感動したことは、めったになかったと思います。第一OR氏の周辺にいる職員が、決して愛深くならないということが、OR氏の人格の問題をよく表していると思います。K会はあれほど愛の理論はあるのに、誰もが感じるような愛の実践がありません。言葉とパフォーマンスはあります。しかし波動として伝わってきません。そういう教祖の人格の反映が組織の風土をつくるので、教団は愛のない宗教団体になり、次々と人が離れていくのです。

 

霊能力への疑問

 高橋興和氏とあった後、OR氏は関谷氏がルシファの影響を受けて帰ってきたことを指摘したと書かれています。その話は私も当時聞いていました。知らなかったのは、関谷氏がその後、ORに内緒で高橋興和氏と話して帰った時に、まったく打って変って、関谷さんの血色や雰囲気がよいことをほめたということです。おそらくルシファが関谷さんに憑いてきたという話が嘘で、OR氏の人心掌握術として言ったのでしょう。そうでなければ、霊視ができないので、霊人が教えてくれた場合にしか霊的なことは分からないのです。OR氏の霊能力を疑う人が多いのは、こういう事例があるからでしょう。

 なお、霊言集が膨大にあるので、霊人の言葉を聴いているのは事実だと思うのですが、OR氏にはその霊人が誰であるか、本物であるかどうかという判定ができません。要するに審神者(さにわ)の能力がないのです。

実例をあげます。OR氏が立会いのもと、当時霊媒能力があった女性Hさんに、私の魂の兄弟だと紹介して不空三蔵を入れて話しをさせたことがありました。西荻窪の道場での話で、百人以上の目撃者がいます。その時は不空三蔵を名のる霊人が、ズバリと私の問題点を指摘して、近い将来こうなるという話をしたら、その通りになりました。最近になって、不空三蔵は私の魂の兄弟ではないと否定しましたので、OR氏は嘘つきか、霊人の正体を判定する能力がないか、あるいはその両方かもしれません。いずれにせよ、霊媒ではあっても、審神者ができる力はないといえます。

そう考えると、きょう子元夫人の過去世認定のいい加減さと急変の裏事情も理解ができます。霊人がこうだといえばそのまま信じているか、あるいは自分の都合に合わせてそういうふりをしているか、どちらかです。だから、OR氏の過去世認定の権威が地に堕ちたのです。

審神者能力がないので、自分のことを「霊媒」と呼ばれることを、OR氏は非常に嫌っていました。でも、霊言応力に依存した霊媒であることは事実だと思います。
(次回へ続く)

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