2014年4月3日木曜日

対山田美星裁判における控訴理由(2)

 
控訴理由書(後半)
 

第2 本件各陳述書記載の相当性

 原判決は、控訴人(注:種村修)の相談者から聞いたとする「供述部分の信用性は認めがたい」と判示し、さらに控訴人の同供述部分が仮に信用できるものであったとしても、「伝聞情報」であるにもかかわらず、相談者が話した内容が真実であるか否かの確認を陳述書の提出時点でしていないことからすると、〔控訴人に〕「真実であると信じるにつき相当な理由があったとは認められない」と判示する(同16頁)。

2 しかしながら、相談者の話は、同人が自分の悩みを控訴人に打ち明けて相談するに至ったという経緯に照らし、同人が控訴人に虚偽の話をする理由が存在しないこと、特に、話の内容は女性にとって極めて屈辱的なものであり、意図的にそのような虚偽を述べる理由が皆無であること、同人の話が具体的かつ真に迫ったものであり、実際に体験した者でなければ語り得ない内容であること、同人が話す内容は、熱心な信者であった同人が、大川隆法氏との出来事があった直後に幸福の科学と絶縁したという同人自身の行動と合致するものであったことに照らせば、控訴人が真実と信じるについて相当の理由を有していたことは明らかである。

  そして、控訴人にとって、相談者の話は、仏陀の化身たる大川隆法氏が天上界の意向なる言辞を用いて、性行為を行ったという点が極めて重要な事実なのであって元妻が同席していたか否かという点は、取り立てて重要な事実ではない。当時幸福の科学の熱心な信者であった控訴人にとって、大川隆法氏が信者と性行為を行っていたという事実そのものが衝撃的なものであり、それを控訴人が合理的なものとして受容するためには、「元妻がこれを承諾していなかったはずがない」と考えるほかはなかったものであり、元妻が同席していたか否かについて記憶に混同を来すこともやむを得ないというべきである。

  また、相談者から聞かされた内容が、被控訴人が大川隆法氏に天上界の意向なる言辞を用いられることによって不倫をしたという、女性であれば誰しもが極力他言を避ける内容であることや、男性が女性に性行為の有無及びその内容を聞くことは憚られることに照らせば、控訴人が直接被控訴人に対し、この内容の真実性を確かめなかったことを論難し、真実と信じるにつき相当な理由がなかったとすることは不相当である。

3 小括

  以上のとおり、控訴人においてこれを真実と信じるについて相当の理由を有していたこと(少なくとも、真実と信じるについて重大な過失がなかったこと)は明らかであるから、これらについて民事不法行為である名誉毀損の成立を認めた原判決は誤りである。

 

第3 損害賠償額

 上述のとおり、本件各陳述書の作成及び提出に、名誉毀損の成立を認めた原判決は誤りであることが明らかであるが、議論を進めるためにこの点を措くとしても、金銭賠償として200万円を認めた原判決(原判決18頁)は高きに失するものであり、取消しを免れない。

2 本件各陳述書は、別件の訴訟という極めて限られた場面で提出されたものであるが、通常の民事訴訟では、たとえ公開されていたとしても、そこでの言動が不特定又は多数に伝播するとは考えがたいものである。現に、被控訴人は、本件各陳述書の内容が、傍聴あるいは閲覧によって、当事者以外の知るところとなり広く世間に流布されたたこと、あるいは本件各陳述書の提出により具体的な損害を被ったことを一切主張していない。

このように、本件で問題とされている陳述書の裁判所への提出という行為は、新聞、雑誌及びテレビ等のメディアによってある者の社会的評価を低下させる事実が報道された場合のように、報道された事実が公衆に周知されたこと、及び、これによって対象者に損害が発生したこと、が報道自体から当然に推認される場合とは全く異なる。

 しかし、原判決は、損害額の算定において、訴訟行為の過程の中で生じたとされる本件名誉毀損と、一般に見られるマスメディアによる報道によって生じた名誉毀損との違いを考慮していない。この結果、原判決は、被控訴人の具体的な損害について、同人から何ら具体的な主張立証がないにもかかわらず、同人に生じた無形の損害として200万円という高額な金銭賠償を認めたものであり、このような原判決が誤っていることは明白である。

 
第4 結論

   以上のとおり、本件各陳述書の記載について、民事不法行為である名誉毀損の成立を認めた原判決は誤りである。また、仮にこれが認められるとしても、損害額についてその認定を誤っていることは明白である。

よって、原判決中、控訴人敗訴部分の取消しを求める。

以上

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5 件のコメント:

  1. 実際の東京高裁判決は幸福の科学勝訴で名誉既存成立・種村修の告発がウソだと東京高裁で認定されてるじゃないの。ウソついたらあかんで

    「週刊文春」記事は名誉毀損 幸福の科学が勝訴
    http://the-liberty.com/article.php?item_id=7537
    (幸福の科学勝訴証拠スポニチ3月19日)
    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/19/kiji/K20140319007806720.html

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    1. 東京高裁の判断・認定が間違っているのです。私は自分が直接聞いたことを証言したのであって、嘘はついていません。だから文藝春秋社は最高裁に上告しています。裁判で真実が見抜けないことはいくらでもあります。だから冤罪事件も絶えません。
      この問題で最も大事なことは、わたしがORに親展で出した手紙が、教団職員の内部告発で週刊文春の記者が入手していたということです。つまり内部告発者は、私が指摘していたことを真実だと感じたということです。週刊文春は、私に、「この手紙を出しましたか」と聞いてきたので、「確かに私が出した手紙です」と答え、その背景を伝えました。週刊文春は内部告発に基づく事実(わたしが手紙を出したという事実とその内容)を報道したのです。これはカルトの暴走を食い止めるというマスコミの社会正義に基づく報道であり、何ら疚しいことはないでしょう。もちろん金銭目的などではありえないと思います。裁判が起きることは100%織り込み済みの報道ですから。
      私も何ら疚しいこてはしていないので、堂々と真実を主張し続けています。だから週刊文春の裁判とセットで行われた対山田美星裁判では、私への山田美星氏からの訴えが棄却されたのです。これは当然のことだと思っています。
      それにしても東京地裁の事実認定の過ちを見抜けなかったのは、東京高裁の落ち度であり、週刊文春への判決はカルトの暴走を野放しにする間違った判決だと思っています。

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  2. この俺にそんな子供だましのウソが通用すると思っていたら大間違いですよ。
    俺は4年間幸福の科学アンチ創価学会広宣員と抗争しているプロなのでよろしく。
    プロ舐めたらいけませんよ。種村さん。素人ではないので。
    そうやってありもしないウソ言って、疑惑の心をたきつけるやり方は悪魔の手口そのものですよね。種村さん。俺は長年詐欺師とやりあったことがあるプロなのでね。
    あなたの子供だましのウソは全部簡単に見破れるのですよ。
    本物の大多数の信者はあなたなんか相手にしませんよ。

    ありもしないサギの資格商法してるあなたの言い分はまったく根拠ないですよ。
    心理学検定4級なんて存在しませんよ。完全なサギです。
    法人登記もしていないインチキそのものです。全部見破られているのですよ。
    いい加減ウソはやめなさい。

    また、この俺が目立つように実績紹介してますから。いくらあなたがウソ言おうが俺の実績紹介で完全無効にできますよ。他宗教では絶対達成不可能な数多くの実績を紹介していますのでね。

    あなた知ってます?幸福の科学アンチ創価学会広宣員からもバカにされてる事実を。プロとして仕事が務まらない人は立ち去るべきだと旅人にも批判されてますよ。
    他のアンチにもあなたバカにされていますよ。

    ちなみにあなたに接触している幸福の科学アンチの旅人は創価学会広宣員で、人ダマシに長けた人だって知っていますか?この男はあんたを内心バカにしていながら自分の都合のいいように利用しているだけだって知っていますか。この男は15年もの間幸福の科学アンチをして目的にためには自分の仲間にも自分の罪を平気でなすりつける男です。

    警告しておきます。あなたこのままだといつか大勢の人から反感買って必ず警察に逮捕されて消されてしまいます。ウソだと思うならイエスを処刑したユダヤ人を見たらわかるでしょう。イエスを処刑したユダヤ人はイエスを処刑したと言うことで神聖ローマ帝国に国を追い出されて、ヨーロッパ各国で差別され、迫害されるはめになったのはしってるでしょう。


    あなたもいい加減自分の未熟さを認めなさいよ。人間は人間である以上未熟である、向上には上限はないと教わったでしょう。そんなところでぐちぐち言っててもしょうがないでしょう。霊格の高い化け物がいっぱい集まってるわけだから、そりゃ優秀な人でもかなわないのは無理もないことでしょう。プロ野球で輝かしい功績をあげた優秀な選手でも能力がなくなると戦力外通告になっています。プロ野球は年々レベルが高くなってきている状態でした。教団でも同じでしょう。優秀な人が落ちぶれたりすることはごく当たり前にあるわけですよ。
    どこの大企業でもかつての優秀な人がリストラに遭うとか言うのはごく当たり前にあることです。あなた一人だけではないわけです。いわゆる価値剥奪はごく当たり前にあることです。

    しかしここで大事なのがプライドを捨ててひたすら努力し続けることではないですか?
    あのイチローでも現在ヤンキースで主力メンバーに入っていない事実を知っていましたか?しかも、トレード候補だとある雑誌でこう書かれていました。
    努力の天才でもこんなことはあるわけです。いかに邪魔なプライドを捨てて徹底的に努力するかですよ。

    通算4000安打達成したイチロー選手!しかし出場機会が激減でトレード?(随時更新)
    http://matome.naver.jp/odai/2133886458122422001

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  3. 読者の方から、zensenkiti氏のコメントへの批判のコメントをいただきましたので、掲載させていただきます。(種村)

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    >この俺にそんな子供だましのウソが通用すると思っていたら大間違いですよ。
    >俺は4年間幸福の科学アンチ創価学会広宣員と抗争しているプロなのでよろしく。

    これは笑えますね。プロが身バレすること言いますかね?「プロ」という言葉使って威嚇しています。こういう人間には「事実」をきちんとぶつけるのがいいでしょう。

    >プロ舐めたらいけませんよ。種村さん。素人ではないので。

    これは脅かしですよね。脅迫に近いものでしょう。ましてや種村さんのブログに関して利害関係がある人物であることが明白ですね。幸福の科学の関係者ということになりますね。
    信者の皆さんが見ているのに、こんなことしたら幸福の科学がこれまで隠蔽して体質が、バレてしまいますね。素人ではないということは給料もらっているということで、そうなると幸福の科学の職員さんですかね。

    >そうやってありもしないウソ言って、疑惑の心をたきつけるやり方は悪魔の手口そのものですよね。種村さん。俺は長年詐欺師とやりあったことがあるプロなのでね。
    >あなたの子供だましのウソは全部簡単に見破れるのですよ。      
                         
    悪魔の手口なんて言い出すのも幸福の科学の信者ですね。長年詐欺師とやりあったことがあることが何なのでしょう? これは「長年詐欺師の片棒担いできたプロなので」が正しい文章でしょう。つまり幸福の科学の職員ということでしょう。

    >本物の大多数の信者はあなたなんか相手にしませんよ。

    大多数の信者はあなたなんか相手にしませんよと言うなら、こんな書き込みする必要ないでしょう。大多数の信者があなたを相手にするから困っているのでしょう。もう相手の状態がバレバレなのが分かりすぎて笑えますね。

    >ありもしないサギの資格商法してるあなたの言い分はまったく根拠ないですよ。
    >心理学検定4級なんて存在しませんよ。完全なサギです。              > 法人登記もしていないインチキそのものです。全部見破られているのですよ。
    いい加減ウソはやめなさい。

    心理学検定4級というのは、一般社団法人心検がしていたものでしょう。もうずいぶん前に種村さんは心検から離れて独立していますよ。随分ピントのぼけた話をしています。心検理事長の斎藤氏に言うべきことを、彼とたもとを分かった種村氏に言っても笑われるだけですね。

    >また、この俺が目立つように実績紹介してますから。いくらあなたがウソ言おうが俺の実績紹介で完全無効にできますよ。他宗教では絶対達成不可能な数多くの実績を紹介していますのでね。

    この人、自分に酔っていますね。このように冷静でいない人はプロとは言えませんね。
    さらにおかしいのが他宗教ではと言ってしまっています。これは完全に自分が幸福の科学関係者といっているのと同じですね。バカとしか言えません。

    >あなた知ってます?幸福の科学アンチ創価学会広宣員からもバカにされてる事実を。プロとして仕事が務まらない人は立ち去るべきだと旅人にも批判されてますよ。
    >他のアンチにもあなたバカにされていますよ。

    こんなこと全く関係ありません。関係ない他者を持ち出して、自分の意見を権威付け用としている。このやり方、教祖を全く同じですね。卑怯者の性格そのものですわ。

    >ちなみにあなたに接触している幸福の科学アンチの旅人は創価学会広宣員で、人ダマシに長けた人だって知っていますか? この男はあんたを内心バカにしていながら自分の都合のいいように利用しているだけだって知っていますか。この男は15年もの間幸福の科学アンチをして目的にためには自分の仲間にも自分の罪を平気でなすりつける男です。

    これは大川総裁のことでしょうかね? 人を騙し、責任を霊人や部下や元妻や信者に押し付ける。もう笑えますね。

    >警告しておきます。あなたこのままだといつか大勢の人から反感買って必ず警察に逮捕されて消されてしまいます。ウソだと思うならイエスを処刑したユダヤ人を見たらわかるでしょう。イエスを処刑したユダヤ人はイエスを処刑したと言うことで神聖ローマ帝国に国を追い出されて、ヨーロッパ各国で差別され、迫害されるはめになったのはしってるでしょう。

    大勢の人から反感を買うのと警察との因果が説明されていません。これも恐喝ですね。
    大勢の人というのは職員のことでしょう。種村さんのブログの影響で信者が真実に目覚め、退会している。そうなると給料も出なくなる。それで失業する職員も増えるということですかね。それで反感を買うということになるのでしょう。 
     
    これは問題の本質をすり替えていますね。 大川のインチキがバレただけでしょう。これまで隠蔽した情報が公になって、信者が正しい判断をしただけですよ。イカサマ師から給料もらっていた、職員たちが悪いだけですよ。

    大川は「地獄に堕ちる」と言って脅し、職員は「警察に逮捕される」と言って脅す。恐喝の手口はまったく瓜二つですね。

    >あなたもいい加減自分の未熟さを認めなさいよ。人間は人間である以上未熟である、向上には上限はないと教わったでしょう。そんなところでぐちぐち言っててもしょうがないでしょう。霊格の高い化け物がいっぱい集まってるわけだから、そりゃ優秀な人でもかなわないのは無理もないことでしょう。プロ野球で輝かしい功績をあげた優秀な選手でも能力がなくなると戦力外通告になっています。

    この言い方も幸福の科学の職員の典型でしょう。霊格なんて一般の人は使いません。
    こんな未熟な人間があれこれ言う。まさに幸福の科学の職員そのものですね。そしてこれは大川の口癖、価値観そのものですね。

    >プロ野球で輝かしい功績をあげた優秀な選手でも能力がなくなると戦力外通告になっています。プロ野球は年々レベルが高くなってきている状態でした。教団でも同じでしょう。優秀な人が落ちぶれたりすることはごく当たり前にあるわけですよ。

    >どこの大企業でもかつての優秀な人がリストラに遭うとか言うのはごく当たり前にあることです。あなた一人だけではないわけです。いわゆる価値剥奪はごく当たり前にあることです。

    この言い方やこの価値観は、さらに大川そのものですね。種村さんが未だに幸福の科学に戻りたいともでも思っているのでしょうかね? 

    舎利弗の何とかといかいう書籍の内容と同じようなこと言っていますね。いつもこのパターンですわ。そう言って、自分に向けられた批判から目をそらせるのが、大川の常套手段ですね。

    >しかしここで大事なのがプライドを捨ててひたすら努力し続けることではないですか?あのイチローでも現在ヤンキースで主力メンバーに入っていない事実を知っていましたか? しかも、トレード候補だとある雑誌でこう書かれていました。

    >努力の天才でもこんなことはあるわけです。いかに邪魔なプライドを捨てて徹底的に努力するかですよ。

    プライドを捨てなきゃいけないのは、未だに幸福の科学に関わっている人たち全てでしょう。もうここまで自己中心な価値観を押し付けてくる幸福の科学は、日本の恥部そのものでしょう。プライドが邪魔をして、大川隆法が何者かを見抜けなくなっていますね。       
                                               
    種村さんこんな脅かしをかけてくる幸福の科学に負けてはなりませんね。警察に届けておいた方が良いでしょう。窮鼠猫を噛むということもありますから。  

    しかし、ここまでバカ頭になってしまうのですね幸福の科学を信仰すると。その証拠を世間様に晒してしまうのですから。こんなのがプロというのですから笑えます。  

    広報の職員で乱暴な言葉を使う人間いることが日刊カルト新聞でも紹介されていましたが、彼のような人間が幸福の科学の職員に多いということなのでしょうね。

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    1. 貴重なアドバイスをいただき、ありがとうございました。
      警察にはこの脅迫文のことを伝えて相談いたします。
      また、週刊文春の記事に関する私が訴えられていた部分位ついての判決文は、ブログで公開させていただきます。これを見れば幸福の科学が私を訴えた訴訟は、すべて棄却されていることが明白になりますので。

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