2014年2月20日木曜日

OR論①・・・霊言を巡る考察



 私はK会を辞めてから、OR氏とは何だったのか、その言動をどう解釈すればいいのか、考えてきました。それは洗脳解除、後遺症の治癒にとって不可欠の作業でした。ここで私自身が現段階で考えているOR氏像を、心理学的な観点から分析して提示してみたいと思います。まずアウトラインを何回かに分けて素描(スケッチ)して全体像を俯瞰し、各論の実証的な考察は別途行いたいと思います。
 

1.OR氏とその霊言

 OR氏は初期の学習期には、正しき心の探究を中心に掲げ、高度な人生観を学ぶことで認識力を高め、偉大な常識人を創ろうという路線を打ち出していました。

私はこの時期は、プラス面がマイナス面より多く、光が闇に勝っていた時代だと感じています。打ち出される思想は斬新で、講演会では圧倒的な迫力を感じることもありました。高級霊の臨在を感じたこともあります。そして、初期の霊言は、思想的にも極めて新鮮で、多角的なものの見方を教えてくれました。

この時期、天上界はOR氏が道をそらさぬように、厳しい指導をされていたと思います。その為か、OR氏は慎重でした。

「もし間違った霊言をして世界中に広めたら、取り返しがつかないことになる。もう二度と地獄から上がれないだろう」という趣旨の自戒の言葉を、初期の講演会でも語っていました。異様な霊言を数多くだし信者を騙している現時点から当時の発言を振り返ると、この危惧は的中したと思います。

 
何故、このようなOR氏に高級霊の霊言が許されたのかについて、私は一つの仮説を立てています。OR氏は地獄界形成に深く関わりのある魂なのではないかと思います。もちろん、優れた能力をもつパワフルな方だと思いますが、数多くの失敗を重ねて地獄界を拡張してきた魂の歴史を持っているのではないかと思います。

そして人の意見を聴かない性格だと思います。人の意見を聴かないだけでなく、神仏の意見も聴かない傾向が、本当は強いのではないでしょうか。

そういう魂が神仏の言葉を受け入れるためには、自分で神仏の言葉を霊言として数多く語り、また神仏の指導を受けて説法をすることで、自分が話しながら光を自らの魂に刻むという方法しかありません。そこで、そうした計画を指導された神仏がおられたのではないでしょうか。それは地獄解消を計画された偉大なプロジェクトの一環として計画されたのではないかと思います。

こう考えると、初期の霊言や講演会に光を感じた理由が理解できます。神々はOR氏を指導しながら、集まってきた人も指導しようとされたのでしょう。

さらに、初期の霊言や講演会の話とその後のOR氏の言動が真逆になっている理由が理解できます。要するに、それらはOR氏を教育するための思想であり、OR氏にとっては借り物の思想だったのです。重石(おもし)としての思想というべきかもしれません。だから実践できませんでした。そしてやがて借り物の思想を脱ぎ捨てて、重石をとりさって、魂の生地がさまざまな形で、顔をのぞかせるようになっていったのが、これまでのOR氏の歩みだったのではないでしょうか。

 
2.『仏陀再誕』

OR氏が実践できなくて捨て去ったものに、家庭ユートピアの思想があります。『仏陀再誕』では家庭調和のできない修行者は未熟であるという厳しい教えが、明確に説かれていました。これはOR氏に、釈尊がくぎを刺された思想であったとみるべきではないかと思います。

また、もともと『仏陀再誕』では、大宇宙を創った偉大な神霊が直接人間として生まれて法を説くことはないと言っています。これはエル・カンターレ信仰の否定です。これもOR氏がエゴ(自我)を拡張しすぎてエゴ(自我我欲)が肥大化していく傾向に、くぎを刺した思想だったと思います

『仏陀再誕』には、このように正しい釈尊の警告としての思想が含まれているように思います。ただし、基本的には正しい指導を受けた霊言であったとしても、書籍の全部を正しいとは考えないほうがいいと思います。

どこにOR氏の思いや、それ以外の低級な波動が混じるかわからないので、その点は十分に気をつけるべきだと思います。

 
3.『永遠の仏陀』

その後、『仏陀再誕』とは逆に、『永遠の仏陀』では「大宇宙を創った根本仏=仏陀」という思想が入り込んでいます。これは釈迦牟尼世尊の霊言ではないと思います。

もともとこの本が出たのは、かつて法華経を重んずるS学会からK会に移ってきた幹部が、K会の中心に抜擢されていたので、その方むけに法華経的な仏陀像を出したのだと思います。OR氏の個性が語っているようにも見えます。「我は最も偉大な神なり、根本仏なり」と言いたかったのだろうと思います。法華経を宣揚したどなたかが霊言し、その中にOR氏の本音が忍び込んだとみるのが、妥当なところではないでしょうか。

釈尊の思想ではないと思います。『仏陀再誕』の波動とは異質です。

『永遠の仏陀』によって、OR氏が根本仏と僭称する下地がここに敷かれました。その意味で、大変危険な芽を含んだ霊言だったと思います。

 
初期の頃の講演会の質疑応答で、ある人が「高橋信次先生が説かれた大宇宙大神霊仏とはどういう方ですか」と聞いたことがあります。OR氏は、自分自身を指さしました。自分こそが「大宇宙大神霊仏」であると、言葉にするとまずいので、会場内に集まった人にだけ分かるように、自分を指さしました。つまり、最初から、そうした思い込みをもっていたのです。(次回に続く)


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