2014年1月6日月曜日

名誉棄損裁判 判決文⑪


「判決文」(11

(9)  別表「番号」欄の記載⑦について


 記載①などと合わせると、一般の読者は、記載⑦には、原告が金に困ったため訴外きょう子と協力して幸福の科学から金をとるため別件訴訟を提起したとの被告大川の意見が記載されていると判断するといえる。

 原告は、記載⑦は、原告が権力欲の強い人間であるとの印象を一般の読者に与えると主張する。しかし、上記(2)の本件書籍の特徴及び記載⑦には本件霊言方式がとられていることからして、一般の読者が、普通の注意と読み方をした場合、記載⑦に記載された事実を真実であると受け止めることはないといえ、記載⑦によって原告の社会的評価が低下したとは認められない。

 
<記載⑦>名誉棄損 該当部分

種村守護霊:教祖の、あの「大文殊菩薩」が、なんか、私に助けを求めてきてるからさあ。ここは、もう、「シャーリプトラ」として、一肌脱がなきゃいかんからさあ。

種村守護霊:ええ? 「シャーリプトラと組めば、仏陀を倒せる!」ということでね。(119120頁)

種村守護霊:そうなんだよ。俺みたいな善人が出世せないかんのや。だけど、「俺みたいな善人が出世しない」ということは、「この教団が『悪の教団』だ」ということを意味している。

斎 藤:つまり、自分が出世しないために、当会は「悪の教団」になったわ

けですか。

種村守護霊:そうそうそう。悪魔の教団だ。これはもう「文殊菩薩」と意見が一致してるんだ。

種村守護霊:だから、「そういう、立派な教えを広げたり、『智慧第一』と呼ばれたりしていた人が、こんなにも不幸をかこっている」ということは、「この教団が悪魔に支配されている」ということだ。「この悪魔の支配、囲みを解くために、私たちは、斧を打ち込むように、この教団を倒さなくてはいけない。そうして信者たちを救わなければいけない」と、こう思っているわけだ。

里 村:今、仏陀教団の話が出ましたが、今世、幸福の科学において主を誹謗し、さらに、信者さんをそそのかして、「植福」(布施)の返還請求などをさせたのですか。

種村守護霊:いや、それは、やっぱりねえ、俺の退職金、使い果たして、もうないんだよ。

種村守護霊:そんで、大川総裁の奥さんとこだって、聞けば、もうほんとに「さんざんいじめられて、ひどい目に遭ってる」っちゅう話でさあ。あれは、私よりも、さらに長く貢献した人だからさあ、奥さんには、それはもう十億も二十億も、お金を差し上げないかんのに、「お金を一円もくれずに放りだそうとしているらしい」っちゅうんで、「これはもう悪党教団だ」っちゅうことで、今、話がパンパンになっちゃってるわけよ。

里 村:今、そちらのほうの話は置いておきますが、やはり、あなたは食  い詰めたために、今回、そのようなかたちで植福の返還請求をそそのかしたわけですね。

種村守護霊:食い詰めたら、それはもう、門前を借りて、切腹のまねをしてでも、金取るのが、当たり前だろう。(132134頁)
 

<被告(注:大川隆法)らの主張>

当該部分は、原告の守護霊が(A)金銭に困ったので別件訴訟を起こさせたと述べる記述、(B)被告大川の妻がひどい目にあっていると述べる記述、(C)シャーリプトラと文殊が組めば、仏陀を倒せると述べる記述、(D)教団が悪魔に支配されていると述べる記述である。

(A)につき、年収や資産額などの具体的事実の摘示を欠くため、原告の社会的評価は低下しない。

(B)につき、原告が被告大川の妻がひどい目にあっているという認識を持っていたとしても、原告の社会的評価を低下させるものではない。

(C)及び(D)については宗教論争であり法律上の争訟ではない。
 

<原告(注:種村修)の主張>

 原告が、お金がないことから、訴外きょう子と協力する等して、教祖となろうと図っているかのごとき記述内容により、一般読者・信者をして、原告が権力欲の強い人間との印象を与えることにより、原告の社会的評価が低下する。

<感想>

 「種村守護霊」の語る品性のかけらも内容な粗野な口ぶりは、私を故意に貶める意図が見え見えです。裁判所によれば「種村守護霊」の名を借りて「大川隆法の意見」を語っていると、一般の読者は読むといいます。そうであれば、この著者「大川隆法」の品性は非常に低いと、判決文は暗に言っているのかもしれません。実際に私も著者の品性の低さ(通常は隠している)が、この著作には投影されているように思います。
 
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