2013年12月4日水曜日

布施返還訴訟を傍聴しました①


「植福のノルマはありません」???

2013124日、午後3時から東京地方裁判所にて、宗教法人幸福の科学(以下K会)の元信者の女性4名がK会に対して起こした布施返還訴訟の証人喚問が行われました。私はこの裁判に原告側(返還を要求している側)を支援する陳述書を提出している関係で傍聴しました。
この日の証人喚問は2回目で、A支部長(K会・被告側)とB元信者(原告)の二人が証人喚問に立ちました。
 
 最初はA支部長が双方の弁護士の質問に答えました。印象的だったのは、A支部長が「K会には一切植福のノルマはありません」と発言した時に、傍聴席から失笑がもれ、「嘘だ」という声まで上がったことです。私も元職員として、支部長や本部長をした際には総合本部から「目標必達」を常に要求されてきた経験があるので「嘘をつけ」と思いました。
 さらに驚いたことに、A支部長は天照大神の恐怖の予言や中国侵略の予言を利用して布施を集めたことはないと言い切りました。これもまた大嘘です。恐怖の予言を防ぐためには光を強めなくてはならず、そのためには伝道と植福の目標達成によりK会の救世事業を発展させなくてはならないと、K会では常に現場で声高に叫ばれてきたからです。
 
降魔型エル・カンターレ像の植福
 

 またこういうK会弁護士とA支部長のやり取りもありました。
 
K会弁護士降魔型エル・カンターレ像を全国の支部精舎に置けば、中国や北朝鮮からの侵略が無くなるという大川隆法総裁の予言はありましたか?」
A支部長そのような予言は存在しません
 
 

 細かい表現については再現できませんが、私が聞いた趣旨はこういうものでした。つまり、大川隆法総裁は降魔型エル・カンターレ像を全国の支部や精舎に配置すれば中国や北朝鮮のミサイル等の侵略から日本を救えるという予言などしたことがなく、したがってそういう予言に基づいて一体1500万円もする降魔型エル・カンターレ像を利用しての植福を強要したこともないうことを、A支部長に言わせたのです。
 
 K会ではW理事長の大号令のもとに、降魔型エル・カンターレ像を全国の支部や精舎に置けば中国や北朝鮮のミサイル等の脅威から日本を守れるから、すべての支部精舎にこれを配置しなければならないと言って、一体1500万円もの高額の植福をかき集めていたのは、信者ならだれでも知っている事実です。私も、当時はそれで日本が救えるなら、是非ともそうしたいと素直に信じて、支部の信者さんたちに呼びかけた張本人の一人です。(馬鹿だったと反省しています)
 しかし、この弁護士とA支部長のやり取りは、信者にとっては爆弾発言です。W理事長を始めK会が組織的に主張した降魔型エル・カンターレ像の功徳は、教祖の予言でも言葉でもなかったことを明らかにしてしまったからです。つまり教祖が言ってもいないことを、さも教祖のお墨付きをもらった内容であるかのように大々的に組織を挙げて主張し、半ば強制的に植福をかき集めたわけのです。信者は、ここまで組織を挙げて言う以上、当然教祖の許可を得て言っているはずなので、教祖の予言があったと思いこむのは当たり前です。当時は私もそう思っていました。

 つまり、降魔型エル・カンターレ像によって中国・北朝鮮の侵略を防げる、ミサイルから日本を守れるという宣伝は、教団幹部が金集めのために勝手にでっち上げたレトリック、宣伝にすぎないのであり、教祖の意志とは関係がないということを、K会弁護団が明らかにしたのです。信者は全員騙されたということです。それを教団側の弁護士が法廷で証明したということです。そういう意義がこの証人喚問にはあったと思います。
 もう一言いうならば、この植福は教祖の予言に基づくものではないことをことさら強調することで、組織を挙げて行われていた植福集めの事実までもなかったかのように裁判長に印象づけようとしていました。そういうK会の意図が透けて見えました。
 
お金への執着を断っているなら、何故返せないのか?
 A支部長への証人喚問で、最後に弁護側のもう一人の弁護士が行った発言は、特に印象に残りました。K会側は、植福とはお金に対する執着を断つ修業であり、天国へ行くための大切な修業であるということを何度も何度も強調しました。そこで、弁護士は、
「お金に対する執着を断つことが尊いのだということですが、それでは納骨壇等を解約した元信者が金を返してほしいとお願いしているのに、びた一文返さないというのは、これはお金に執着しているんじゃないんですか。」
 と、突っ込んで聴きました。答えは、要領を得ない言い訳でした。
 この質問は、K会の教祖の金銭への異常なまでの執着を、白日の下にさらしたという印象を強く受けました。私は心の中で、拍手しました。
 
 なお、私がK会側の証人喚問を聞いた印象は、「K会の人達は『嘘を平気でつく人たち』だ」というものでした。
 次回は、原告のBさんの証人喚問について、書きたいと思います。
 

(文中、証人や弁護士の発言は、私の記憶に基づくものですので、細部の表現まで正確には再現できませんが、意味内容は記載したとおりです。)

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1 件のコメント:

  1. 読者からのコメントをメールでいただきましたので、掲載させていただきます。

    (読者のコメント)

    布施返還訴訟におけるK会の抗弁には呆れ果てました。
    K会の実態が白日の下に曝されたと思いました。

    植福のノルマが無いとは、よくも平気で言えたものです。
    教祖が会員を騙して金銭を集めていたことが良く解ります。

    降魔型エルカンターレ像による侵略からの守護は、誰でも聞いたことがある話しです。

    しかし、幹部が教祖の決済なく勝手に布施を強要したというのは、無理があります。
    仮にそうならば、幹部に対して布施返還請求をしても良いのでしょう。
    教祖(自称仏)の名を出して、信者を信じ込ませて布施をかき集めるのは、詐欺ですよね。
    幹部は、信者を騙して布施を集めたことになります。
    刑事事件として、警察の調査が入っても良いと思います。

    しかし、あのような立派な像を製造し、しかも1500万円で販売するのですから、教祖が知らないというのは実におかしいことです。
    降魔型エルカンターレ像による侵略からの守護がないというのなら、教祖も信者を騙しています。
    1500万円もの金銭を何の理由も無く出すわけがないでしょう。
    侵略から日本を護るエルカンターレ像と説かれ、それを信じたから裕福で心清い信者は布施をされたのではないでしょうか。

    又、「目標必達」は、近年始まったことではなく、方便の時代が終わってからは特に酷く続いて来ました。
    こうなれば、他の販売品や祈願等も嘘になってきます。
    嘘で固められたK会で、信者はさんざん騙されて、布施をしてきたことになります。

    教祖の異常なまでの金銭への執着がはっきりしました。
    だから、本当に困っている方々に寄付しないのでしょう。
    悟りの法に欠陥が有り、我欲が潜在していくのでしょう。

    納骨壇を解約しているのに尚、お金を握り締めて離さない教団は、もはや宗教団体とは思えません。
    3次元の執着を絶つのが教えのはずです。
    それを説いて指導してきた教祖教団が、執着だらけでお金を返さないのは、教えに反します。

    でもこの裁判の事実によって、もういい訳は効かないのです。

    信者の経済と大切な人生の時間、人間関係、仕事・・・を返して欲しいです。
    みんなそう思うでしょう。

    結局、大部分、嘘だったのですから。

    やがて悪事はいつか白日の下に曝され、犯したる罪を償うことになる(因果応報)。
    代償の法則は必ず働く。
    心を客観視して、自分に対しては反省をして、相手を理解し、和解する。
    これは、教祖の教えなのですが、心と行いは全く逆ですよね。

    裁判で尚、嘘をついてまで、3次元的にお金を護ろうとし、助かろうとしている。
    醜いものです。

    ここまでくれば、未だに信じている信者も目が覚めるでしょう。

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