2013年12月5日木曜日

布施返還訴訟を傍聴しました②



「マインドコントロール」

 布施返還訴訟での証人喚問のふたり目は、原告の一人でもあるB元信者でした。(以下Bさんと呼びます)この日は、Bさんのご主人と娘さんも傍聴しておられました。

 Bさんの発現で印象的だった場面がいくつかあります。

まずA支部長の発言に対して原告側の弁護士が「あなたはA支部長の発現の最中に、私に『嘘だ』とよく囁いていましたが、どこが嘘なのですか」と訊いたことに、「ほとんど全部嘘です」と答えたのは、インパクトがありました。そしてノルマ達成のために支部でどのような目標管理をしていたのかを具体的に示す何枚もの書類を提示して事細かに説明する話を聞いているうちに、「ノルマはありません」というA支部長の証言が「全くの嘘だということがすっかりばれたな」と思いました

もう一つ印象に残ったのは、「マインドコントロール」という言葉でした。K会側の弁護士は、Bさんが行った植福で、Bさんが当時書いた植福のおすすめの文章や、植福部長として発言した内容や、振り込みの記録をいちいち指し示しながら「これは誰が書いたのですか」「これは誰が発言したのですか」「これは誰が振り込んだのですか」としつこく尋問しました。これに対してBさんは一貫して「強くマインドコントロールを受けていた当時は、そうせざるを得ませんでした」と、毎回繰り返し主張しました。

これにはK会の弁護士も困ったと見えて、次第に怒気を含んだ発言が弁護士の口から洩れるようになりました。全体としてK会のマインドコントロールがいかにすさまじいものであるかという印象だけが強く残りました。

Bさんが受けていたマインドコントロールを、Bさんは次のように説明されました。

 「仏説降魔経には、仏法僧の三宝にそむくと地獄へ堕ち二度と人間として生まれ変わることができないと書かれています。私達信者はこれを毎日読むことで、教祖と教えと教団の方針に背くことへの恐怖心を深く植え付けられます。そういうなかで、植福の目標を示され強く勧められると、それに従わないということは地獄行きだという思いから、恐怖心で従わざるを得ない。そういうマインドコントロールをされていたので、さも喜びをもって植福をしてきたように、言わざるを得なかった。しかし実際には、毎回毎回多額の植福を強要されて、もうこれ以上は続かない、もういやだと感じていた。そこへきょう子さんが週刊誌に暴露した教組の女性問題が明らかになり、教祖への信仰を失っていった。」


被害者の救済を

この裁判でBさんたちは、K会を信じた過ちに気が付いて、勇気をだして布施の返還訴訟をされました。これは同じような苦しみを味わっている多くの方々に、布施返還への道筋をつけるための「被害者救済のための戦い」だからこそ、裁判で味わう苦痛を敢えて耐え忍んでおられると感じました。私はBさんたちの勇気に敬意を表します

なお、この日の証人喚問の最後に、裁判長の方から「裁判所としては和解勧告をします。少なくとも納骨壇に関するお金の一部を返却されることを希望しますが、和解勧告を受け入れますか」という趣旨の発言がありました。K会は前回、裁判所の和解勧告を拒否したそうですが、今回は「持ちかえって検討する」ということでした。和解勧告に対する返答は12月末までになされることになりました。

(文中、カッコ内の記載内容は、私が聞いて記憶しているものを再現したので、細部の表現は食い違うことがあると思いますが、趣旨は損ねないよう配慮しています。)


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