2013年11月19日火曜日

『舎利弗の真実に迫る』名誉棄損裁判の報告①



1.既に控訴しました

20131025日に東京地方裁判所において、私が『舎利弗の真実に迫る』の著者大川隆法とその出版元の幸福の科学出版株式会社(代表取締役本地川孝三)の両者を、名誉棄損で提訴していた「損害賠償請求事件」の裁判の判決が出ました。

 判決は、私の主張が退けられ、敗訴となりました。

私はこれに対して、東京高等裁判所に控訴しました。
 

 弁護士の先生が私に最初に判決結果を伝える電話をくださった時の言葉を今も覚えています。

「種村さん、私はこの判決をどうしても納得できないんだけど、どう思いますか?」

 弁護士の先生はこの裁判を始めるにあたって、「これが名誉棄損にならないなら、名誉棄損それ自体が成り立たなくなるよ」との意見を持っておられました。

 それにもかかわらず、私の名誉棄損の訴えは棄却されました。

いったい、何がそうさせたのか。いかなる理由で棄却なのか、私は納得いかない気持ちで判決文を繰り返し読みました。また弁護士の先生の意見を聞いたり、同様の裁判を経験した人から話を伺いました。

 判決が出てから約1か月が経とうとしていますが、どうしてもこの判決内容に納得がいきません。そこで私は、既に控訴手続きをとっているのですが、それとは別に、広く多くの方に一緒に考えていただきたいと思い、判決内容を公表することにしました.
 
 
2.判決の趣旨

 最初に、私が判決文から読み取った問題点や興味深い論点を簡単に紹介します。

 まずこの裁判の経緯について、簡単に説明します。

 昨年『舎利弗の真実に迫る』が67日に書店で発売され、新聞広告も出ました。本書の第2部「現代の舎利弗とは誰か」の第1章に「元職員・種村修氏守護霊の霊言」と名指しで、私について書かれています。その内容は私の人格・名誉・信用をはなはだしく棄損するものでした。

 そこで、私は3315万円の慰謝料と産経新聞への謝罪広告の掲載を求め、東京地方裁判所に提訴しました。また、私の名誉を自分で守る必要から「真実を語る」のブログをスタートさせ、「『舎利弗の真実に迫る』講義」を公開しました。この内容は全世界から多数の方が見てくださり、多くの支援の言葉をいただきました。その励ましによって、私は正々堂々と生きていく勇気をいただきました。

 なお判決文では「被告大川」と表現されていますので、そのままの表現を使わせていただきます。

 
論点1 宗教論争ではなく法律的に争点になりうる

「被告大川ら」(著者大川隆法氏と幸福の科学出版株式会社)は、本書を巡っての訴えは、「宗教論争」であるから「法律上の争訟ではない」と主張しました。その理由として「被告大川ら」は、次のような驚くべき主張をしました。(以下鍵括弧「 」の中は、特に断らない限りすべて判決文からの引用です)

霊言現象の存在と霊言を真実と考えない一般人にとって、本件書籍の内容は理解の域を超える。本件書籍は、幸福の科学の信仰を有しない者にとっては理解困難な宗教的事柄が主題となっており、本件は宗教論争といえるから、法律上の争訟ではない。」

 これは分かりやすくいうと、<一般人は幸福の科学の霊言を真実とは考えない。だから信者以外には理解できない内容だから、宗教論争であり法律上の争点にはならない>ということです。

 判決ではこの点は被告大川らの主張を退け、「本件は法令の適用により終局的に解決することができるといえる。」としました。つまり、たとえ霊言方式をとった本であっても、被告大川らは宗教論争に逃げ込むことはできないと、くぎを刺したのです。

(次回に続きます)



 
<希望のブログ>

種村トランスパーソナル研究所「希望のブログ」を始めました

これは「真実を語る」とは別の心理学の専用のブログです。

 心理学の方面に関心のある方は、下記をクリックし、希望のブログにアクセスください。
 
<ご連絡はこちらまで
メールアドレス:tanemura1956@gmail.com
電話:09080518198
 

 
 
  

2 件のコメント:

  1. 世間に何の影響力もない妄想男の大川隆法が何を書いても、種村さんの名誉が毀損されることはないというのが裁判所の判断ではないでしょうか?
    それどこか、くだらない本を出版する大川隆法自身が自分で自分の名誉を毀損していると言ってもいいくらいのことです。
    それよりも、名前を勝手に使われて迷惑しているということで訴えた方がよいと思います。
    あるいは、人の名前を使って本で儲けているいるので分け前をよこせとか。
    大川隆法と種村さんのどちらが信頼出来るかと言えば圧倒的に種村さんの方が信用出来る。信用出来ない人が何を言っても信用されている人の名誉は毀損しないものです。

    返信削除
  2. 読者からコメントをいただきましたので、掲載させていただきます。
    激励をいただき、感謝しています。

    (コメント投稿)
    名誉毀損裁判、棄却は絶対におかしいと思います。
    実名を出され、一般公開される書籍にて名誉を害されていますので、これほどの名誉毀損は無いと思います。
    内容が事実であろうとなかろうと、誹謗中傷していますので、名誉毀損になると思います。
    これが堂々とまかり通るのなら、書籍を出版して他人を誹謗中傷しても許されることになります。
    イタコの振りをして、誹謗中傷すれば、法では裁かれないこととなってしまいます。
    逆に、これが罰せられるのなら、本人の許可無く出している霊言集は、全て誹謗中傷になります。
    仮に、裁判官が霊言を出されて、事実無根の誹謗中傷を受けたとしても裁判官は何も感じないのでしょうか。
    そうではないはずです。
    少なくても何百万人の方から悪く思われ、周りの人にも伝えられるのです。
    風評被害も大きく出てきます。
    日本全国、世界において、大勢の方によって社会的に貶められて平気なはずがありません。
    高級霊であるとの過去世認定は、教祖と当人、信者と当人を、を特別な感情(例えば、尊敬する人、講義や相談を積極的に受けたい人)で結びつける行為です。
    それを逆の認定をされれば、ある日突然、全く逆の関係になってしまいます。
    それに過去世を信じて講義を受けた方などを騙してきたことにもなるのです。
    一般の方(信じない方々)は解らなくても、渦中の本人にとっては、
    信頼関係を壊され、大切なお客様まで奪われていますから実質的な被害も出ていますよね。
    お仕事は精神世界に通じるもので、霊的な世界を信じている多くの方々も大切なお客様です。
    これは、虚偽風説流布業務妨害、威力業務妨害に近いものだと思えます。

    返信削除