2013年9月4日水曜日

依存性人格障害の視点から③・・・特徴


依存性人格障害の特徴

 

人格障害

 人格障害は、パーソナリティー障害と表現されることも多いのですが、一言で言えば「偏った考え方や行動パターンのため、家庭生活や社会生活、職業生活に支障をきたした状態」です。

 依存性人格障害とは、依存心が過剰なために様々な生活面で不都合をきたす人格障害ということになります。通常は新興宗教やカルト集団に、働いた稼ぎをほとんどすべて献金しつづけている場合は、依存性人格障害とみなされます。

 この依存性人格障害にはどのような特徴があるのかを理解すると、自分の問題として分析しやすいと思います。

 

無力感と他者への依存

 依存性人格障害は、「自己への無力感と他者への依存が最大の特徴である」といわれています。「自分一人では無力で生きていけないので人に頼らなければならない」という思い込みを持っています。そして「自分を低め不当なまでに自己犠牲を捧げてまで相手に合せよう」とします。

 
 K会では、信者が教団職員による理不尽な扱いを受けながらも、三宝帰依に縛られて言うべきことも言えず、自分を低くして不当なまでに自己犠牲を払って教団の方針に従うことがあります。「これが総裁先生のお言葉だ」「深いお考えがあるから」と職員から言われたり、自分に言い聞かせることで、普通ならできるはずの理性的な判断ができなくなるのです。それをすると大きな罪を犯すように思えて、恐怖心が湧くからです。また教団の運営方針に逆らった意見を言っても、それはすぐに押しつぶされ無視されますので、無力感が強まるばかりとなります。

 自分に自信がなく無力さを感じるので、何でも支部長に相談したり、祈願や研修を受けて判断しようとします。自分で判断することが怖くてできないのです。誰かに判断してほしいのです。必然的に他者への依存が強まります。それでうまくいけば、信頼してますます依存が深まり、うまくいかないと「信仰心が足りないからだ」と言われます。結局どちらに転んでも依存が深まるようになるのではないでしょうか。

 

 そこで質問です。

あなたは自分に無力感を感じることはありますか?

誰かに依存した、誰かに頼りたいと、強く思うことはありませんか?

もしそうした気持ちが多少なりともあれば、依存心を自分の問題として取り組んでみられてはいかがでしょうか。

 

 
私の事例

 私は還俗した時に、最も無力感に襲われ、自分の中の強い依存欲求を感じました。方向性を失い、どうしたらいいかわからなくなり、自分に方向性を示してくれる人を求めました。現実処理能力や判断力が極端に落ち、誰かの支えを必要としていました。だから自分への無力感と依存心が密接につながっていることはよく理解できます。
 
 

 自分に自信がつくには、すごく時間がかかりました。現実の生活や仕事で着実に足場が固まりだすと、自信がうまれ始め心の平安も戻ってきました。

 信仰そのものに疑問を感じた場合は、別に何か自分を支えるに足るものがないと、非常に不安定になると思います。でもそれが普通だと思います。ですから、無力感や依存心が出ることは恥ではないと思います。それをありのままに認めて向き合う勇気こそが大切だと思います。そして地道な生活の努力の積み重ねは、必ず自信を回復させてくれると思います。
(第4回目はこちらからアクセスください)
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