2013年8月5日月曜日

幸福の科学の植福について⑯・・・恐怖による囲い込み戦略

恐怖の予言の活用術



恐怖による2つの囲い込み

 K(幸福の科学)では、特に近年、恐怖による囲い込み戦略を展開してきました。この戦略は人の囲い込みと、お金の囲い込みの二つに大別できます。

 人の囲い込みには信者の囲い込みと支持者の囲い込みがあります。前者は信者拡大の伝道活動であり、後者は選挙の票の獲得です。

 その目的の為に、2本の映画が作られました。中国や北朝鮮が日本を侵略してくるシーンとそれをK会やOR氏が救うというシナリオが描かれました。これは恐怖心をあおって人々に信仰を迫り、また幸福実現党への支援者を増やそうとする狙いがあるのは明白です。

 この背景には、中国による侵略の危機を迫真の危機感で訴える数々の霊言集があります。私はそうした危機がないとは言い切れないと思いますが、K会にそれを救う力はなく、単に戦争の不安を利用して教勢や支持層を拡大しようとしているにすぎないと思います。その手法は、1991年ごろの大伝道期に『ノストラダムス戦慄の啓示』で恐怖の予言を出したのと、基本的には同じです。

 

お金の囲い込み

 そしてこれがお金の囲い込み戦略にも使われます。こうした映画の話は講師の話に引用され、今にも日本が侵略されそうだとばかりあおり続けます。「北朝鮮や中国が、いずれ日本に侵略してくる。日本語を話す者は、即、殺される。財産はすべて没収され、今のような生活は奪われてします。家族もばらばらとなり、皆さんのかわいいお孫さんたちは、北朝鮮の奴隷として連れていかれてしまうのです。」と言うわけです。

 私も毛沢東の霊言や西郷隆盛の霊言、チャーチルの霊言、エドガー・ケイシーの霊言等の恐怖の予言を数々読んでいた時期は、本当にこうなると思いこんでいました。それは非常に切迫した思いでした。信者に対しては大変な洗脳力があるのです。

 

 その結論として,
「だから、私たちはお布施をして、お布施は光そのものだから、光を強くして闇を打ち消さねばなりません! お布施をすることが大川総裁をおまもりすることになり、大川総裁がお守りできれば、この日本は守られるのです。」となるのです。結局、全てが「お布施」「お布施」となるのです。

 それ以外に天変地異の予言も、布施集めに大変強力な効果を持ちます。

 
 侵略の危機にせよ、天変地異の危機にせよ、いずれにしても、「このままお金を持っていても、このままではいずれすべての財産を失うことになる。そうならないためにはK会に布施をして、守っていただくしかない」という心理に追い込むことで、高額の布施を出すように囲い込むわけです。

 

最も有意義なお金の使い方

 ある元信者の方が言われました


<「神々の主であられる大川隆法総裁先生に布施させていただくことは仏弟子の最高の喜びであり栄誉です。主こそが最も有意義なお金の使い方をご存知な方であり、主に託された布施は1円たりとも無駄に使われることはありません。」という話を信者は何度も支部長や本部から布施を勧めにくる幹部から聞かされております。私たち信者もそれが真実だと思いこむようになり、私も高価な布施の目標に懸命に取り組んでいました。>

 私もその宣伝を信じてきました。だからK会に布施することが、日本のためになり世界のためになると思いこんでいました。

 

 しかし、教祖の現実がその思い込みを崩していきました。

・支部での総裁の説法に、どうして毎回、全部異なった背広が必要なのだろうか? どれもとても高価な背広に見えるけれど・・・。1回着たらもう着ないのだろうか?

・なぜ総裁には、1000万円前後の高額の時計がいくつも必要なのだろうか? 


・総裁の離婚に際しての慰謝料は、教団から数億円が支払われたというが、なぜ教団が支払うのだろうか? 総裁個人の問題ではないのだろうか?

 
 生活を切りつめて、爪に火をともすようにして蓄えたお金を布施する在家の信者には、理解できないことばかりです。私は支部での説法の度に異なる背広や高価そうな袈裟を取り換えている写真を月刊誌で見ていて、さすがに疑念がわくのを禁じえませんでした。

 それでも高額の時計などは、「世界の富裕層に伝道するには、それなりのステイタスのある身なりが必要だから、総裁は高価な時計をつけているに違いない」と言って、疑問を抱く信者さんたちを説得した時期もありました。今思うと非常に恥ずかしく思いますが、洗脳とはそういうものではないかと思います。


 一方で侵略や天変地異の危機を煽られて財産を持っていてもしかたがないように思いこまされる一方で、教祖は最も効果的に人類のためにお金を使ってくださるから、K会に布施さえすれば大丈夫だと信じこまされるのです。こうして信者のお金が囲い込まれてきたのです。

 

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