2013年7月14日日曜日

依存心に向き合う⑥・・・自己の合理化・正当化


依存心と欲



私の熱烈信者ぶり

 私はK会でいうところの三宝に帰依していましたので、それが精神的な拠りどころでした。還俗してからは教団内の情報にうとく、2チャンネル情報やアンチの情報は全く見ませんでした。信仰に何の疑問も抱いていませんでした。

 特に数年前からOR氏の著作をほぼ全部読み返していましたし、新刊書は3回は読むという熱烈信者でした。教団が発行した経文や祈願文は毎日全部読誦しており、一日2回全部を読誦する日も少なくありませんでした。布教誌の配布は毎月少なくとも五百冊は地元の家々に配布していました。月に数度支部へ行くたびに少額でも布施をし、支部祈願に参加し、DVDの法話も観ました。毎年研究員資格を維持するために精舎での論文研修に参加し、真理学統一試験も受け続けてきました。

 幸福実現党の選挙の時には、仕事を中断してまで選挙カーに乗り街頭演説等をして候補者を支援しました。選挙後も週に2度程度はタスキをつけて駅前で法友とともに情宣活動をしました。

 さらに、週刊朝日がK会批判の記事を載せたときには、朝日新聞の本社ビルに乗り込んで副編集長に2時間に渡る抗議を行い、その後編集長へは長文の抗議文を送りました。大川きょう子さんとの離婚騒動の際には、週刊誌に載ったきょう子さんの内部告発は真実ではないと信じこみ、OR氏の主張のままに週刊誌の編集部あてには抗議文を送りました。

 数年前に野菜を取り扱う信者企業に勤務していた時には、朝4時に起床し、長野のレタス農家に布教誌を配布して回り、5時半から丘の上で祈りをして天候の回復を祈り、6時過ぎには仕事を始める生活をひと夏送りました。そしてひと夏の終わりには、献本した農家に伝道に行き、結局信者になってもらいました。

 なぜここまで信仰に打ち込んでいたのでしょうか。それは私自身のアイデンティティがK会の信者であることにあったからです。エル・カンターレ信仰を広げ地上ユートピアを実現することこそが私の人生の使命であり、それに生涯をかけることが価値ある人生だと考えていました。

 心検を始めた当初も、理事長の斎藤敏之氏がOR氏の理想を側面からサポートしたいという思いを持っていて、それに賛同しました。斎藤氏がOR氏とでカウンセリング事業について相談しアドバイスを得たことを聞いて、さらにその思いを強くしました。
 
依存心の奥にある欲

 こうして私は、2012年以前は信仰にどっぷりとつかっており、私の人生の目的と使命はK会の中にありました。これは宗教への依存であったと思います。なぞここまで入れ込まねばならなかったのでしょうか。OR氏が描いて見せたエル・カンターレ神話を自分の物語に取り込んだからだと思います。その神話を生きることが私の人生だと考えたのです。そうだからこそ、K会に疑問を持つことは激しく拒んだのです。

 そこには、自分が賭けてきたものを素晴らしいと信じ切ることで、自分の人生そのものを正当化し合理化したいという気持ちがありました。私の人生は、自分で価値あるものを独自に生み出すというよりは教団への貢献を価値とする、教団に依存した人生でした。

 また私の中には依然として教祖に評価されたい、教団において重要視されたいという欲もありました。それが過剰すぎる活動になって「これだけやっているんだ」と自分を誇示したい気持ちになったり、OR氏が認めた心検(美しい誤解でしたが)というプライドとなって心にが潜んでいたと思います。つまり自分を特別視したいという欲が、私の依存心の奥にはあり、それが教団の矛盾や異常性に目をつむらせた一つの原因であったと思います。


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