2013年6月20日木曜日

幸福の科学の植福を考える⑤・・・恐怖の預言の活用術


恐怖心と布施②

滅びの預言

 K会(幸福の科学)の霊言には、幸福の科学の未来が暗く救世運動は失敗するという予言があります。『人類に未来はあるのか』という黙示録のヨハネの霊言です。これには、幸福の科学が世界宗教になれないと、この地球は悪質宇宙人の植民地支配するところとなり、人類は家畜化され数も激減するというのです。その時には地球の神々は資格をはく奪され、悪質宇宙人が新たな神となってこの世もあの世も支配するという予言です。

 これを読んだ信者は、もし幸福の科学が世界宗教になれなければ、世界は滅亡すると信じ込みます。そして世界を悪質宇宙人から救うには幸福の科学を世界宗教にするしかないと絶望的な努力をします。そして、それを阻む勢力を悪魔の勢力であると見なし、憎むようになります。

 K会の予言には、中国と北朝鮮が一体となり、日本を攻撃して占領し植民地支配するという複数の預言があります。それを阻止するには、K会が広がり中国に浸透することが必要であるとします。また日本の政界に幸福実現党が進出して政権を取ることが不可欠であるとします。そのために選挙に毎回出馬して支持基盤を拡大し、国会議員を出そうとしています。
 

降魔型エル・カンターレ像

中国や北朝鮮による植民地化と核ミサイルへの恐怖が、ストレートに集金に利用されたケースが「降魔型エル・カンターレ像」です。これはエルカンターレ・ファイトをしているエル・カンターレ像を各支部や精舎に安置することで、「北朝鮮や中国からの侵略から日本が守れる」と宣伝されました。この像は一体1500万円です。各支部が競い合って、国を守るという気持ちと恐怖心に訴えかけて全国の支部で布施を集めました。全国の支部や精舎でこの像が安置され、中には2体目が安置された支部すらあります。

 こうしてみると、信者は恐怖心によって突き動かされ、幸福の科学の拡大・世界宗教化と国家防衛のために布施と伝道活動や選挙運動に奔走することになります。その原動力は恐怖心ですが、信者の人々の「世界を救いたい」という気持ちも巧みに利用されています。

 『天照大神のお怒りについて』もそうです。幸福の科学が広まらないことを天照大神が怒り、日本人を天変地異等で滅ぼそうとされ、富士山も爆発するというのです。それをまぬかれるために、文字通り教団をあげて布施集めに奔走しました。

 
恐怖による国民囲い込み

 大川隆法氏は2009年総選挙の際に、「死にたくなければ幸福実現党に投票しなさい」と情宣カーの上から演説しました。恐怖による支配を国民一般にまで広げようとする意図は明白でした。

その後、映画でも中国による侵略の危機を訴え、それに対抗できるのはK会だけであり、死にたくなければ大川隆法に帰依せよというメッセージを発信し続けました。こうして様々な手段を使い、恐怖心による国民の囲い込み(=信者獲得)を試みましたが、ほとんど見向きもされなかったというのが実情です。

 これらを見ると、恐怖心を利用して信者を信仰行動へと駆り立てる手法を、国民全体にまで広げようとしていたことは明らかです。
 

マイナスのエネルギーの製造サイクル

 とりわけ信者は常に大川隆法総裁から危機の話を聴かされ、危機を防ぐために一層信仰心を深めて布施と伝道をするように迫られます。冷静に観察すると、信者を組織に縛り付け布施や伝道活動に駆り立てるために、恐怖の預言を利用しているに過ぎないことは明白です。それにより信者の教団への隷属が深まり、家畜化が進行していくのです。

それとともに、K会が広がらないことも、選挙で当選者が出ないことも、日本人が悪魔に支配されている証拠であり、もし恐怖の預言通り滅びても自業自得だという考え方になります。また伝道や選挙の失敗は大川隆法総裁の責任ではなく、それを受け入れない世の中が悪いと思いこみます。

 その結果、信者の心に残るのは滅びへの恐怖と世の中への裁き、そして恨みの思いです。恐怖心と裁きや恨みは地獄のエネルギーです。救世運動をしながら、布施をしながら、伝道しながら、信者はいつの間にか地獄的な心の持ち主へと誘導されていくのです。こうしてK会はいつしか悪霊悪魔の予備軍を創り出していくカルトへと変貌しているのです。

私はこの恐怖心によるマイナスのエネルギーの製造のサイクルに気づいてもらい、そこから人々を救出したいと願ってやみません。




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