2013年6月19日水曜日

幸福の科学の植福を考える④・・・世が滅びたら蓄財は無駄


恐怖心と布施①

財産を持っていても仕方ない

 K会(幸福の科学)では終末論が盛んです。恐怖の予言を使って伝道や布施を推進するのが、一つのパターンとなっています。

恐怖の予言には明らかに使い道があります。恐怖心をあおることで、信者を活動や布施に駆り立てる切り札になるからです。近年では『天照大神のお怒りについて』を発刊し、神の怒りを日本が受けて天変地異で滅びないようにと、お布施集めに奔走していたことがありました。もっとも支部だけでなく精舎でも「布施、布施」とことあるごとに強調したので、来館者がめっきり減ったという反作用がおきたようですが。

 こういう予言を聞いて布施をしようと思う心理はどういうものでしょうか。 ある元信者さんがこういうことを語ってくれました。

「私は大川隆法総裁の恐怖の未来予言を聴いて、日本や世界が滅んでしまうなら、いくらお金を持っていても仕方がないと思いました。だからお布施をして少しでも日本や世界をよくしたいと思い、多額の布施をしたのです。」

 つまり世が滅びるという予言を真に受けると、いくら財産を持っていても、それは結局滅びてなくなるんだと思うので、それぐらいなら救世運動のためにお布施しようという心理が働くわけです。もちろんそれによって、自分は神罰を逃れたいという自己保身の気持ちも働きます。

 恐怖心を刺激することで、信者からお金を出させる。これがK会の洗脳集金システムには確固たる手法としてあります。

 
本気で地震を恐れていた教祖

 本物の仏教からすると、恐怖心をあおる教えは異端です。仏教では無畏施を僧が信者に与えるべき重大な施しと考えているからです。無畏施とは、恐れを克服した平安の境地です。恐怖心をあおるのは無畏施の真逆です。

 ところがK会では、大川隆法氏自身が非常に地震を恐怖していました。大川きょう子さんから聞いた話ですが、1997年ごろから世紀末にかけて、大川氏は東京に地震が起きると本気で信じており、その被害を避けるために地盤の固い宇都宮に引っ越したのが真相だと教えられました。この恐怖心は非常に強かったので、宇都宮の総裁秘書たちはできるだけ東京にはいかないようにしていたといいます。

 私はこの話を2012年春に初めて聞かされたのですが、非常にショックを受けました。もしそれが真相なら、大川氏は明らかに東京の信者を見捨てています。自分一人安全地帯に身を置こうとしています。また、「その街に我を信じる者百人いれば、天変地異は止めてみせる」というのは単なるはったりだったことになります。言った本人が信じていなかったのです。これが「エル・カンターレ」の実態だったのかと思うと、情けなくなりました。

 私は大川隆法氏の地震恐怖症は、深層潜在意識の傷なのではないかと思います。例えばダイバダッタは大地震で地割れがして、それに飲み込まれて死んだという伝説があります。大川氏も、そうした過去世で地震で死んだ経験がトラウマになっているのでしょうか。

 いずれにしても、K会の天変地異を恐れる恐怖心は、教祖が本気で恐怖しているので、その恐怖心の伝播力がすさまじく作用し、信者を恐怖からの行動へと駆り立てた側面があるようです。

 教祖の中にある恐怖心が強烈に作用して信者を突き動かすという構造は、K会の洗脳集金システムの動力源の一つといえそうです。

(K会でされているのは、布施という名を借りた単なる集金です。布施という言葉を汚されたくないので、「集金」という言葉をなるべく使いたいと思います。)

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