2013年5月11日土曜日

<心の探究シリーズ・番外編2>ロールレタリング療法を語る②


思いの峻別の方法について

 

今回書いていただいた話は、Aさんがロールレタリング療法の実践の中でつかんだものですので、大変参考になる内容が含まれていました。

また私の実感とも非常に近いものでした。是非熟読してください。

 
<Aさんからの投稿・その2>

 
私自身は、カウンセリングの授業の中で、ロールレタリング療法を教えて頂きました。とてもおもしろい療法だと思い、家に帰ってからも時間があるときに試してみました。

自分には強い自己卑下の思いや不安感、恐怖感にさいなまれることがしばしばあり、この療法を用いて、自分の潜在意識との対話をしてみようと思い立ちました。

カウンセラーさんから教えていただいた方法で自分の「不安」「恐怖感」について見つめていたのですが、突然「逃げろ、逃げろ」「早くしないと殺される。逃げろ、逃げろ。」という強い思いがわき上がってきました。これは今までに自分の中になかった強い感覚でした。

そして心の中に浮かんできた光景は、洞窟の中でうずくまっている1人の女性のようでした。心に浮かんだ光景を絵に描いてみることを奨められていたので、絵を実際に書いて視覚化したり、ということを繰り返しながら、心の中に潜む闇の部分を徐々に見つめていったということが最初でした。

 ロールレタリングでは、心の中に去来したことを素直に書き綴っていくのですが、回答というものは、だいたい「自分の思い」として心の中に浮かんできます。「自分の思い」というものは、自分が表面意識の中で出てきたものもあり、また潜在意識の中から出てきたものもあり、さらに「他の意識」が影響して出てきたものもあります。「他の意識」とは、俗に言う「聖霊」であったり、「悪霊」の類のものであったりします。インスピレーションといわれるものも、「自分の思い」として出てきますが、まずこの「自分の思い」というものが何から出ているのかを峻別する必要があります。

霊体質ではない、と言っても、私達は本来霊存在ですので、多かれ少なかれ霊的影響を受けながら生活しています。特に「自分が出した思いや考え」というものも、さまざまな霊的影響を受けている場合もありますので、本当に自分が出した思いであるのかどうかというところは区別が難しい部分です。

特にインスピレーションといわれるもので、「自分の思い」であるものが、実は自分とつながっている大いなる「叡智」から湧いてきたものであるという場合もありますし、「悪霊のささやき」が「自分の思い」として出てくるということもあるのではないかと思います。

まそうした意味において、ロールレタリング手法を行う際に、注意深く自分の思いを見つめる作業が必要ですし、それが自分の「思い」を客観的に確認する有効な訓練になっています。私が退会した宗教団体においても、八正道などの反省業で自分の思いを第三者の目で見つめているというようなことをしていましたが、もう少し高度な心理学的・実践的な手法によって同様な作業を行っているといえると思います。

私自身も、ロールレタリング手法によって得られた回答については、いくつかの段階を経て「峻別」し、自分の表面意識から出たものでないと確認したものについてのみ残すようにしています。私の場合は、ロールレタリングは、その時の状況や体調、さらにはその場の「磁場環境」によってうまくいったり、うまくいかなかったりします。数日にわたって「対話」ができなくなることもありますし、「対話」の途中でうまくいかなくなり中断することもしばしばあります。

この「峻別」のやり方についてはいくつかの段階がありますが、ここではその説明については必要があれば別に機会にさせて頂きます。

 この「峻別」がうまくいかないと、いわゆる単なる「妄想系」となってしまいます。また霊体質の方については、さらにダイレクトな形で行うことが可能ではあると思いますが、その分危険が付きまとうので、いずれにせよ初めのうちはカウンセラーの適切な指導のもとで行った方が賢明であると思います。

 
もちろん、ロールレタリング手法以外にも、いくつかの手法により心の奥を見つめていく方法はありますので、その方それぞれに適した手法があると思います。

仏教的修行である「八正道」による反省は、自らの思いと行いを第三者の目で見つめて修正していくというものであり、間違いに気付いたら仏にその間違いを詫びることによりその間違いが修正されていくというふうに、ある宗教団体から教えられていました(私の理解が正しければですが)。

しかし、それは自分の思いと行いを「裁きの目」で見るものであり、本当に必要なのは、自分の間違った思いと行いを「受容」することによって本当の解決に近づいていくということが理解できました。自分を「裁く」のではなく、「受容」することによって、正しく自分を「理解」し「許す」ことができるということだと思います。

自分を暖かく「受け入れる」ことによって、本当の意味で自分を「許し」、それが他者を「許し」ていくことにつながっていくものであると感じます。

そうした意味において、自らの内を見つめ、さらに自分の器を高めていくということにおいて、こうしたカウンセリング手法は大いに役立っていくと思います。

多くの方が、自分に本当に必要な「智慧」を獲得し、その方それぞれの人生への大いなる「糧」として自らの人生を切り開いていかれることを切に願います。

そのために、私の投稿の内容がお役に立つのであれば、これほどうれしいことはありません。私自身も「自分の心の奥」と対話を続けながら、その奥から湧き出してくるところの「智慧」を「指針」として、心の修行を続けています。

1人でも多くの方が、共に同じ「繁栄発展」の道を歩んで頂けることを願ってやみません。

 

<種村カウンセリング研究所>

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