2013年5月12日日曜日

<心の探求シリーズ18>自己対話による探求


内なる自己との問答で指針を掴む

 





新宗教KKを脱会した人は、何かのよりどころを求めたいと願っています。私にも、何をよりどころにしたらいいか、何かおすすめのお祈りはありませんかとよく質問を受けます。

しかし、私は自分自身の内に求めてくださいと申し上げています。なぜなら一人一人が超越潜在意識という普遍的な意識につながっているからです。そこに叡智と愛の源があるからです。

その叡智とつながりを取り戻す方法を、心理学的な手法でお伝えしています。超越潜在意識が個性化した部分が深層潜在意識です。それとの対話は「内なる自己」との対話です。表面意識の中心が「自我」と呼ばれるのに対して、自分のスピリット(魂)の中心を「自己」という言い方をしますが、ここではそれを「内なる自己」と表現しています。

Aさんは「内なる自己」との対話を通して、少しずつ自分の方向性を見出していきました。これは自己カウンセリングであるといえます。その内容はカウンセラーの私にとっても大変学びとなる内容でした。

Aさんの体験は内なる自己の探究というプロセスと価値がどのようなものであるかを、私たちに教えてくれる大変貴重なものだと思います。

 
Aさんからの投稿)
 

1.自己の探求

 
Aさん 私はいったいどのような存在なのでしょうか。これから何を求め、どのように生きていけばよいのでしょうか。それから、うまくインスピレーションが受けられないでいます。いまいち自信がありません。どうすればよいのでしょうか。


内なる自己 あせることはありません。自己探求には終わりはありません。これで良いということはないのです。そう、自分の探求は、神の探求でもあるということです。大いなるものと一つとなっていく、これを発見していくということです。自己探求の途中途中にさまざまな発見があり、それぞれの悟りがあります。感謝を深めることによって、自分の探求は進んでいくでしょう。

感謝がないと、神の御心はわかりません。感謝によって神とつながっていくのです。日々感謝を深めていく修行をすることです。感謝を深めていくこと、それすなわち悟りへの道でもあるということです。

 Aさん 感謝を深めるにはどうしたらよいでしょうか。

 内なる自己 自分とは何か。まず第一段階に、「多くの人に支えられている自分」を発見することがあります。自分とはいかに愛されている存在であるということを自覚すること。これが第一段階です。

第2段階として、「神に愛されている自分」を発見すること。そして「神への感謝」を深めていくことです。

その後の段階として、「神との一体感」を味わうことがあります。感謝を深めていけば、その境地にたどり着けるでしょう。

インスピレーションのことはあまり気にしなくていいです。自分の心を探求し、深めていけば、おのずと道は開かれていくでしょう。気負わずにやることです。

あまり強く結果を望んではいけません。感受性の問題ですから、感謝の念を深める修行を続けていけば自ずと備わってくるでしょう。霊能力的なことはあまり望まず、まず悟りを探求することです。見えるもの、派手なものにあまり気をとらわれてはいけません。悟りを高めること、その悟りによる救済力を高めていくことです。それが土台としてしっかりしていれば、たとえそのような能力が身についたとしても、身が崩れていくことはないでしょう。もっともっと悟りを強く求めていくことです。

 
2.不安から抜け出すには

 
Aさん 不安がどうしてもとれません。なぜでしょうか。どうすれば不安から抜け出すことができるのでしょうか。
 
内なる自己 それは単に不安を摑んでいるからです。不安がないと、怖いんです。不安をつかんで「安心している」のです。それは、心のイメージが「不安」であるから、一歩踏み出すのが怖いのです。

心のキャンパスに不安が描かれている限りダメです。あなたはいったいどうしたいのですか。それを決めなければなりません。本当なら、とっくに不安を乗り越えているはずです。それができないのは、不安を摑んでいるからです。先に進むのがこわいんです。殻を破るのがこわいんです。それが良くないところです。勇気が足りないのです。不安をこねくり回しているだけに見えます。

要は、の中に閉じこもっていて、だれか引っ張り出してくれないかと待っているように見えるのです。殻の中は居心地がいいのです。殻に守られているから。でも飛び出せずにいる。それでは進歩しません。そのような状態なので、大きな機会損失の中にいるのです。

それでいいんですか? いい加減にそのようなものは捨てろと言ったはずです。命がけでやるということは、その殻の中から飛び出して前へ進むということではないのですか。

 傷つくのが怖いのです。まだ心の傷が癒えてないからです。でもいつまで傷をかばっていても、癒されることはありません。傷は空気に触れることによってカサブタとなり治っていくものです。「不安」を「自分を守る殻」だと、無意識のうちに思い込んでいるのです

 自分を変える勇気を持たないといけません。先に進むことです。そのために、資格試験という機会を与えたのです。自分の幅を広めるということ、より大きくなる自分を実感としてつかむこと。資格試験から逃げている態度が、今のあなたを象徴しています。

 そんなことであってはなりません。神はいつもその人が進歩するよう機会を与えてくださっているのです。それを素直に感謝して受け止めることができるか、それとも苦しくてただ逃げまどうか。そこが分かれ目なのです。

今の環境に感謝できますか? 今の環境の中に、神の御意思を感じ取ることができますか。

神は常に私たちを見守り、支えてくださっていることを感じ取ることができますか?

もっと強い自分をイメージすることです。弱々しい自分をイメージしてどうするのですか!!

悟りとは自らつかんでいくものです。何もしないで与えられるものではありません。自分の手で掴み取っていくものです。そこには一切の妥協はないのです

真実をつかむということは、とても厳しいものです。甘えた心では決してたどり着くことはできません。それほど価値のあるものなのです。

修行課題をいくつか与えているはずです。それをこなしていくことです。

甘えがあるのです。「何とかなる」という甘えがあるのです。この世の時間は限られています。その中で最大の努力をして獲得していかねばなりません。不安がとれないのは、その甘ったれた心にあります。今すぐ自分を変える勇気がありますか? その気がなければ変わりません。

 Aさん わかりました。自分の心の甘えがいけなかったのですね。

 内なる自己 自ら向上するということは、とても素晴らしいことではないですか。

神は調和と進歩・発展を望んでおられます。それに向かって進んでいくことは、限りなく楽しく、喜びを伴うものではないのですか。進歩と調和に向かって努力するとき、神の光が差し込んでくるはずです。神の意を体現しようとしているからです。

それなのになぜ殻に閉じこもっているのでしょうか。心に光がさしていないということなのです。殻に阻まれ、光が入ってこないということです。自分が神の子であるならば、どちらが良いか選択しなければなりません。

もっと強い、光につつまれた、光に向かって進化している自分を、もっと強く、もっと強くイメージすることです。それが大切です。

不安は尻尾を巻いて逃げていくでしょう。心の中に光を入れて、不安を追い出すのです。

この前も話したでしょう。忘れたのですか?


Aさん はい、思い出しました。要は心の中で堂々巡りをしていたということだと思います。ぐるぐる回っているだけでは、先に進まないことを十分に自覚しました。自分の殻を破って前に進む勇気の大切さを学びました。ありがとうございます。
 
内なる自己 自己信頼が大切であると教わったでしょう。自分をしっかりと「垣間見る」ことです。自分は自分が感じているほど弱々しい存在ではないのです。本来の自分とは何なのか、どれほど光に満ちた存在であるのか、それを修行によって摑んでほしいのです。

どうか、がんばってください。

 
(「自己との対話」を終えて)

大変厳しい回答でした。

心の奥から、強い自己発展のイメージが伝わってきました。表面意識では、いまいち不安から抜け出せず、自分に対して弱々しい感覚がありました。ロールレタリングを繰り返し行い、自らの心の奥と対話してきましたが、どうしても自己否定の感情が完全に払拭することができないでいました。そのような中で「自己との対話」を行ったのですが、心の奥から伝わってくるのは、「もういい加減にしろ!」という感覚でした。

「弱い自分を『受容』することも大切だけれども、受容する側が『弱い自分』であってはいけない。」ということを強く訴えてくる感覚がありました。

自分という存在をしっかりと「垣間見る」ことによって、自分という存在が何であるのかをしっかりと掴んで欲しい。そこに「自己信頼」をするに足る自己の存在が見えてくるはずである。その「本当の自己」によって、今までの弱々しい自分をいうものを「受容」することだ。そのために、「自分を変える勇気」を持たないといけない。ということであろうかと思います。

確かに、自分は「弱々しい自分」を理由に、自分を高めるという努力を怠っておりました。まさに「ぬるま湯につかった」状態でありました。自己を高めるには、「強い自分」をしっかりとイメージし、それに近づく努力をしなくてはいけない。ということなのでしょう。甘ったれた感情を持っているうちは、どんな道も開くことはできない、ということをしっかりと肝に銘じていきたいと思います。

 
(追記)

この「自己との対話」を行って感じたのは、「心の奥は常に真実を知っている」ということでした。「自分に関わる問題に対する回答は、自分の内にある」ということを強く感じました。こうした自己問答を通して、自己信頼というものが深まっていくと思います。

実際に、ロールレタリングを繰り返すことによって、自己信頼が徐々に深まっていくことを実感しております。自己信頼や自己肯定感を深めていくためにも、「自己との対話」は大変意味があると感じております。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿