2013年4月19日金曜日

<心の探求シリーズ11>自分の課題を発見する


深層潜在意識の記憶をひもとく

 

 
深層潜在意識の記憶とは、過去世の記憶です。

カウンセリングの中で、その記憶が深層潜在意識から浮かび上がってくることがあります。

特に家族とは、過去世の記憶が密接にかかわることが少なくありません。

今世のみの関係ではないからです。

ただし、その記憶が何らかの抑圧で歪曲して出てくることもあります。

カウンセラーが同時にクライアントの深層潜在意識の記憶を感じ取った場合に、その歪曲が補正されることがあります。

今回のAさんの体験は、そうしたまれなケースであり、興味深いものでした。

 

Aさんからの投稿)

 

過去世の記憶を妨げるの

先日の授業では、私の家庭問題対するカウンセリングを行いましたが、自分の家族に対して想いを向けたときに、突然の深い悲しみに襲われ、涙が止まらなくなってしまいました。自分の家族に対しては、特に何も不幸体験も思い浮かばないことから、その悲しみの感情に対してロール・レタリング療法を行いました。その時、カウンセラーさんも一緒に私の悲しみについてのロール・レタリングを行ってくださいました。

私が感じたことは、大嵐の中、難破船らしき船の中で、自分達が難破されないように必死に手をつないで耐えている光景でした。その後、私と母親は耐えきれずに離ればなれになってしまう光景が心の中に浮かびました。波に飲み込まれて死んだかどうかについては、たぶん死んでないように感じました。

一方、カウンセラーさんが私の意識から感じ取れたことは、家族全員が迫害されて命を落としたということでした

ただ、今回行ったロール・レタリングについては、家族からこのような悲しみの感覚が伝わってくるとは予想していませんでした。また自分の家族に対しては、不幸感覚を持ちたくないという、一種の「心の抵抗」があり、ロール・レタリングをしている最中に、一種の「迷い」が生じてしまい、自分の感じたビジョンを素直に受け入れることができなかった可能性がありました

このビジョンを絵に描いてみようとしたのですが、思うようにイメージが浮かばなくて、うまく絵を書くことができませんでした。うまく描こうとするほど、「力み」が生じてしまい、絵を描くのは断念しました。

こうした「迷い」が生じたことによって、カウンセラーさんと私のロール・レタリングの内容が違ってしまったと感じました。私とカウンセラーさんのビジョンのどちらが正しいのか、自分の深層潜在意識に尋ねてみました。

以下はその時に受けた内容です。

 

Aさんの深層潜在意識からのメッセージ>

「まず、絵に描く作業をする際、『うまくいかなかったらどうしよう』という不安があり、素直に自分の思いを出せなくて、それがインスピレーションを妨げていました。

本当は、殺されるイメージを感じていたが、そんなはずはないという思いがあって、無意識的に押し殺していたところがあります

それがうまく絵が描けなかった理由です。

まだ、自分のインスピレーションに自信がなく、自己信頼も十分にできていないのです

それが自分のインスピレーション能力を大きく下げている原因の1つです。

もっと自分を信じることが必要です。

 

カルマを感じるとき

過去世では、たくさんのことがありました。子供から親が離れてしまう悲しみというのも、その1つ。

今世においては、過去のカルマが表れてきており、それをどのように乗り越えていくかということが、公案として与えられています。

過去世においても、その時その時で、正しい選択としての公案を与えられ、その時々において、正しい選択もしたし、間違った選択もしました。その時々で『試し』があったのです。

「『愛』と『真実』を選択できるかどうか」ということで、その時においての学びがあるのです。

今回は、あなたは 『つながっていたい』という思いがキーワードとなって、過去世の悲しい感情がわき出してきました。

ただ悲しいという思いで、実際にはその内容は具体的にはうかびませんでした。

いろいろな思いが、その感情の中に凝縮されていたのです。その1つが親と離れた子供の思い

他の思いは、無意識のうちに押し殺してしまいました。『見たくない』『思い出したくない』という思いが、心の奥にあったのです。その一部をカウンセラーさんがキャッチしたのです。

 

なぜ違うものが見えるのか

 あと1つ言えることは、同じ事象を見ても、人それぞれに違ったとらえ方をするということがあります

思いの世界は自由自在で、1つのものでも、人によって全く違ったとらえ方をすることもあります。

それは、感じ取る人の悟りの高さであったり、感受性の違いであったり、今までの経験をベースとした感じ方の違いとして、違ったように現れることもあります。

あなた(注:Aさんのこと)の感じ方は、まだムラが多い。まだ心の中に押し止めておきたい、見たくないという思いがあります

要は、まだ自分の心に対して素直じゃないということです。心を開ききっていないのです。

これからしっかり心の修行をしていく必要があります。たぶんこれからの心境は、今の心境とだいぶ違ったものになるはずです。

少しでもカウンセラーの心境に近づいていくようにがんばりましょう。

求道心云々といっているけれども、まだまだ心に甘えがあります。スキがあります。

まだまだ危なっかしい状況だということを知って下さい。油断をすると足元をすくわれる可能性が十分にあるということです。」

 

以上、深層潜在意識からは厳しい指摘が返ってきました。

ただ、今の未熟な私も、「受容」ということをもっと深く受け止め、実践し、今後の修行を進めていきたいと思います。

 

(コメント)

 

Aさんの深層潜在意識は、Aさん本人がなぜ正確に深層潜在意識の記憶をキャッチできないかを、克明に伝えてきました。

また、カウンセラーがなぜ異なった印象を受け止めるのか、分析してくれていました。

本人が自分の深層潜在意識をキャッチできる理由は「自己一致」の原理によりますが、カウンセラーがクライアントの深層潜在意識をキャッチできるのは、「代理の自己一致」の原理によります。

これも種村トランスパーソナル研究所の研究課題の一つです。

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