2013年4月8日月曜日

<心の探求シリーズ1>お金を怖がる心


貧乏性・・・深層潜在意識に眠っていた記憶
 

これから<心の探求シリーズ>を掲載したいと思います。これは種村トランスパーソナル研究所でカウンセリング講座を受講してくださっている方の体験を紹介するコースです。
 
この方をAさんと呼ばせていただきますが、立派な家庭を築かれている中年の男性です。この方がカウンセリング講座を受講しながら、いろいろご自分でも探求し、経験されたことをメールで報告してくださいました。その内容は、私達の心の仕組みや働きを知るうえでとても貴重な情報を提供してくださるものでした。
 
公表をお許しいただいておりますので、プライバシー保護のために若干の細部は変更して、ご紹介させていただきます。
 
最初に紹介するのは、お金の問題です。Aさんは「お金」に対する自分のイメージを知ろうと、心の内面に意識を向けたところ、お金を恐怖している気持ちが出てきたのでびっくりしました。さらに探っていくと、それはどうやら過去世に原因があるようでした。
 
過去世の記憶は人間の深層潜在意識に蓄えられています。それを自分で回想されたようでした。
貧乏性の克服は多くの人の関心事でもあると思いますが、その根は意外に深いものがようです。
 
 
Aさんの投稿)
 
先日の授業のあと、自分の深層潜在意識について深く意識するようになりました。私は昔から貧乏性でなかなかお金に恵まれず、お金持ちに関する本を読んだり祈願をしたりするのですが、全く効果は得られず、転職を繰り返し、そのたびに給与も下がり、経済的にも追い詰められるような状況で、なぜ自分はこんなにお金と縁がないのかわかりませんでした。
 
 そこで、深層潜在意識下の自分がお金についてどう思っているかを確認してみようと思いました。このときは車の運転中でしたが、心の中にコインをイメージして、これについてどう感じるかを観察してみました。すると、「お金は嫌い、お金が怖い」という思いが、心の中から返ってきました。特に、「お金が怖い」という感じ方が強いようでした。
 
そこで、自分の姿をコインに重ねてみたところ、自分がお金につぶされているイメージが強くでてきました。
 
「これは何かあるな」、と思って、一仕事を終えた帰りに車を止めて、心を落ち着かせて、先ほどのイメージを思い出しながらに描いてみました。
 
すると、やはり何枚かの重なったコインの下で、今にもつぶされそうな形で苦しんでいる姿が描かれ、しだいにコインにまわりを囲まれてしまう自分の(であろうと思われる)姿が描かれました。
 
絵を凝視しながら、絵から感じられる感情を文章で書いてみたところ、「お金が怖い」「助けてくれ」という字がコインのまわりにたくさん書かれました。そして、今までに感じることなかった感情が心の底から湧いてきました。そして対話形式にて、その感情との対話を行いました。
 
 そのあとの「自分との対話」を以下に記します。(文書にて)
 
 
 「お金が怖い、お金が嫌い、こわい、こわい・・<あと「怖い」をしばらく繰り返す>」
 
 (いったい、どうしたのか?)
 
 「なんで、なんで・・・。お金で苦しんでるんだ。お金なんてなくなれ! みんな苦しんだ。苦しんだ・・・。なんで・・、お金なんて・・・。 お金なんてなければ・・・。嫌いだ。いやだ!!」
 
 (何かあったのか?)
 
 「お金で苦しんだ。助けてくれない・・。こわい、こわい。助けて。いやだ。 お金、いやだ。助けて。なんで、こんなの・・・。お金いやだ。助けて。」
 
 (お金で苦しめられているのか?) 
 
「そうだ。お金で苦しめられたんだ。みんなお金が悪いんだ。お金なんてなければ・・・。お金でみんな不幸になって・・。お金でみんな縛り付けるんだ。お金なんてなくなってしまえば・・。 悪いやつだ。お金を持っているやつは、悪いやつだ。」
 
 (お金が欲しいのか?) 
 
「いい! お金なんて! お金でみんな縛るんだ。お金は人々を縛る道具だ。お金で人を縛るんだ。」 
 
(お金で縛られているのか?) 
 
「人が、お金で自分を縛っている。自分は身動きが取れないでいる。とても苦しい。とても苦しい。だれか助けてほしい。」
 
 (お金があれば楽になるんじゃないのか)
 
 「お金はいらない!! お金はなくなって欲しい。自分を縛るお金なんてなくなってしまえ!!」
 
 (お金で自分がしばられているんだね)
 
 「くるしいよ。くるしいよー。とても苦しい・・・。お金はいらない。お金なんてなくなれ! お金なんていらない。持っていると不幸になる。お金は人をしばるんだ。お金は人を不幸にするんだ。お金は人を縛る道具だ。」
 
 (そのあと自分はどうしたの?) 
 
「にげた。にげた。にげた・・・。ただ、にげた。ただ、いやで、苦しくて・・・、逃げた。」
 
 (何で、お金にしばられたの?) 
 
「売られた。人に売られた。売られて、人にお金で縛られた。つらかった。つらかった・・・。 ひどい扱いを受けた。精神的にひどい扱いを受けた。」
 
 (肉体的には?)
 
「肉体的にも、精神的にも、ひどい扱いを受けた。肉体的なものは耐えられるけど、精神的なものは耐えられない。耐えられないほどつらかった。とても耐えられない・・・。」 
 
(一人なのか?) 
 
「・・・・・。」<まわりに人の気配がないので、たぶん一人と思われる。>
 
 仕事時間中でしたので、ここで終了しました。この問答の間、つらい感覚が伝わってきました。
 
胸が締め付けられるようなつらさで、涙が止めどなく出てきました。本当につらかったんだな、と思いました。それにしても、とても悲惨な経験をしているようです。私の過去世はどうなっているんでしょうか・・・。この状況が人生の中のどの場面で起きたかは、わかりませんでした。
 
とにかく、静かにこの感情を受け止め、「受容」するようにしました。
 
「お金」に関しては、もう少し肯定的なものを持ちたいと思っていたので、このような状況が、自分の中から出てきたのは、正直言って驚いています。最初は、自分でも信じられず、少々パニック状態となりました。
 
しかし、今までのお金に関わる出来事や、現在の財政環境から察するに、たしかに、これらの影響は受けているという感じがします。今、銀行に勤めて、お金の仕事をしているのも、カルマの刈り取りなのかもしれません。 
 
しかし、本当に怖いと思いました。このようなものが自分の中にあったとしたら、絶対にお金に恵まれるはずはありません。気付いて良かったと思います。これでは、いくらお金にかかわる本を読んだり祈願をやったところで、絶対にお金持ちになれるはずはありませんよね。逆に自分の中の負の感情を抑圧するので、本当に解決すべき方向から遠ざかって行くと思います。いやいや、本当にまいりました・・・(汗)。
 
(コメント)
 
Aさんは自分のお金に対する気持ちを知るために、まずコイン(お金)に対するイメージを描き、描画しました。
 
描画には潜在意識が投影されてきます。投影した内容を深く理解するために、「自分との対話」を文章のやり取りで行いました。これはロール・レタリングの手法です。
 
その結果、深層潜在意識との会話になりました。
 
Aさんは堅実な方ですが、心のどこかに貧乏性があるのではないかと気にしていました。その内容がこれで具体化されてきたわけです。
 
これで潜在意識にあった内容が顕在化したわけですが、それが心の探求のスタートとなります。

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