2012年12月19日水曜日

私の還俗体験(その2)


還俗への決定打

①理解し難い守護霊の主張

「種村さんの守護霊が、また総裁先生のところへ行きました。」
何度か、そう聞かされました。その都度、私は恐縮して、大変な罪悪感を持ちました。それが何度か続いた時でした。人事局のHさんは電話で、私に自己都合による退職願を書くように言いました。
私はやむを得ないと思いました。しかし、その時、「ちょっと待ってください。」とHさんはいい、だれかと相談しているようでした。総裁と話していたように感じました。そして退職願の件は、一旦保留になりました。

私は非常の追い詰められた気持ちでした。総合本部長のY氏からも電話がありました。私の守護霊がいろいろ人事的な要求をしているようなので、それをどのように抑えるかという話でした。「私の言うことをきいて、ちゃんと従おうという気持ちになってください。そうすれば種村さんの守護霊も結界を破らないようになるから。」という趣旨のことも言われました。総合本部長のYさんは、念力が強いので、いろんな職員の守護霊が結界を破って総裁先生の所に行くのを防ぐ役割をしているのだということでした。だから、Yさんに従う心を出せば、私の守護霊もYさんの守護霊の指示に従うということだと理解しました。

でも当時の私は、守護霊のコントロールをしろといわれても、どうすればできるのかがわからず、悩みに悩んでいました。そこで、私は法友でもある講師の方に相談しました。初期からお世話になってきた日光精舎館長のHさんは、本当に親身になってアドバイスをして下さいました。ところが、私の心には、悩みの気持ちが一杯にあふれており、折角のアドバイスも十分に入ってきませんでした。後にカウンセリング理論を学んで、こういう時は、まず相談者が胸のうちを全部さらけ出した後でないと、折角のアドバイスも入ってこないのだと知りました。空っぽになったコップになら新たな水はいくらでも入りますが、泥水がつまったコップに清水を注いでも、流れ出てしまうのと同じです。それでもHさんの善意だけは、胸にしっかり刻みました。
日光精舎でもう一人、講師のSさんにも相談しました。この方はY氏と犬猿の仲で、神奈川本部長時代のY氏と衝突して還俗寸前までいったという経験をお持ちでした。この確執は相当根深いものがあったようで、アドバイスをしてくださる言葉に混じって、SさんのY氏への怒りが吹き出してきました。「この心境だと、講師をするには難しいものがあるのではないかな」と心の中で感じてしまいました。

その直後でした。Y氏から電話がありました。「種村さんの守護霊が総裁先生のところへ行って、人事改造を要求してきた。私を始め幹部の人たちをものすごくけなしてきた。今の幹部を左遷して、自分を総合本部長にしろと要求しているよ。私が折角、あなたを守ろうとしたけど、これでは駄目だ。」という趣旨のお話でした。
私は、Y総合本部長を初め、それ以外の幹部の方に対しても、あまり悪意とか批判を持ったことがありません。総裁が評価して使われている以上、幹部批判は総裁批判になるので、どうしてもブレーキがかかったのです。また人のことを悪くいうことは、あまりなかったと思います。ましてや、人事の大改造をして、自分を総合本部長に据えろというのは、私には想像も出来ない発想でした。第一、当時の私は交通事故で半年以上入院生活をして、ようやく仕事に復帰して半年もたたない頃でしたので、体力が大幅に落ちており、体力的にも気力でも、到底責任ある立場に耐えないことを自覚していました。ですから、私には、その守護霊の言うことが、全くピンときませんでした。「そんなの無理だ。私にそういう立場が務まるわけがない。」と思ったぐらいですから、首を傾げました。

ただし、思い当たることが二つありました。Sさんが相当幹部批判をしていたので、もしSさんの思いと私の思いが合体したのなら、そうした化け物のような想念が出来上がるのかもしれないということです。しかし、話を聞いているだけで、特に賛同したわけでもないのに、どうしてそこまでなるのだろうかと不思議でした。
もう一つ思い当たったことは、私には一番弟子願望が潜在していることでした。私は過去世で釈迦の十大弟子の筆頭であったといわれていたので、今回も筆頭の弟子にならないとランク落ちするという焦りがありました。その思いが、そうした守護霊の主張となって出てくるのだろうと納得したのです。そして、言われたことはピンと来ない部分が多いけど、すべてを自己責任として受けとめねばならないと思いました。

②法を曲げた罪

もう一つの決定的な出来事がおきました。総本山の宇都宮正心館の館長をしていたMさんが、私がつくった研修会をしていたところ、その研修会には生長の家系統の悪魔や悪霊、さらに他力信仰系統の悪魔や悪霊が指導して、磁場がゆがんだという指摘が、総裁からされて、その研修が中止になったというのです。原因は、私のつくった研修ソフトにあるとのことでした。この研修は、エル・カンターレへの祈りを解説する研修で、総裁の色々な言葉を抜粋して、つなぎあわせてつくったものでした。ほとんど私の言葉は入っていませんでした。そのため、当時の私は総裁の言葉をつなぎ合わせてつくった解説資料を使って、どうして悪霊や悪魔がくるのか不思議でなりませんでした。

当時、私が自己流にした解釈は、交通事故から職場復帰してすぐに作った研修ソフトであったので、私の心境の中に他力依存の気持ちが強くなっていた可能性があり、それが他力信仰系統の魔を呼び込んだのだろうということです。しかし、私がこのソフトを使って研修をしていた時には、特にそういう指摘は受けなかったので、不思議な気持ちがしました。
この結果、総裁からは「種村は講師としても使えない」と認定されました。それで一旦保留になっていた還俗の話が、一気に具体化しました。

当時の私は、総裁の判定を全部信じていました。ですから、そういう問題が起きたという事実を人事のHさんからの連絡で聞かされて時には、本当にショックでした。法を曲げる罪は無間地獄であると教えられてきたので、私は自分の罪深さに茫然となりませした。ただ、その時、何か他人事のように感じている自分がいて、胸の奥から深い懺悔の気持ちがこみ上げてこない自分を自覚していました。自分を、映画のスクリーンで見ているような気持ちがあり、当事者感覚が希薄なのです。
心理学ではこれは離人症といいます。強度のストレスに耐え切れなくて、心が肉体から離れるような状態です。心理学的にも、相当危険な状態にあったことは事実です。当時はそれが分からず、法を曲げた罪に対して懺悔の気持ちがこみ上げないほど自分の境地が落ちたのかと、そちらの方を深刻に捉えていました。

③総裁への疑問

何度も言いますが、当時の私にとって、総裁の言葉は絶対でした。ですから、総裁から如何に言われよと、その責任は全て自分にあると考えました。

しかし、疑問に思うことがあります。まず総裁のつくる結界は、弟子の守護霊が突破できるほど弱いのはどうしてかという疑問です。
総裁の近くにいたある職員の方と話す機会がありました。結界について話が及ぶと「無い、無い。結界なんかあるわけありません。種村さんは結界があると本当に思っていたのですか。」と心底あきれた顔をされたのを見て、私はショックを受けました。「えっ、本当に当時から結界がなかったの? 嘘でしょう」という気持ちでした。

また当時は、総裁に色んな霊がインスピレーションを降ろしてきて、長男の教育方針がころころ変わって、大混乱していたことを、後できょう子氏から聞きました。きょう子氏は「どうか天上界の支援霊よ、霊示を降ろさないで下さい。」と真剣に祈っていたといいます。彼女は「教育について、地上の人間より認識力の低い支援霊というのはどういうことだろうか」と真剣に悩んでいたといいます。私がその話を聞いて「それは高級霊じゃなくて悪霊の指導だったんじゃないんですか」というと、「あっ、そうですよね。でも当時は、本当に高級霊の指導だと信じていたのです」と苦笑いしていました。

そういうことから判断すると、総裁まわりには結界がほとんどないか、もっというと悪霊が自由に入り込める環境にあったと思われます。これは、総裁自身の悟りが落ちているので、結果が崩れていたということです。それを弟子の責任にして、弟子に罪悪感を感じさせ、還俗へと持っていくために利用したのではないかという疑いを強く感じます。

もう一つの疑問は、もし守護霊が本当に、いろいろ無理難題を言ってきたとしても、どうして仏陀であるはずの総裁がそれを説得し、教え導くことができなかったのかという疑問です。真の仏陀は天人師です。天上界と地上界の師であるということです。そうならば、どうして守護霊を教導できないのでしょうか。指導ができないので、「地上の人間が守護霊をコントロールして総裁のところへ行かないようにしなさい」というしかないのです。これでは指導力が低すぎるように思います。

最後に、もし私がつくった研修ソフトそれ自体に問題があったのであれば、どうして私がその研修を正心館で多くの会員に指導した際に、指摘しなかったのでしょうか。M館長がその研修を行ったときには参加者が多かったので、正心館の磁場がゆがんでしまうほどの異変を、総裁が遠方で察知したという説明だったと思います。
でも、エル・カンターレは全知全能の神であり宇宙の創造主であると言われています。それほどの方なら、どうして私が研修を指導した折に、その異変を感じ取れなかったのでしょうか。

生長の家の系統の悪霊や悪魔が指導しているということでしたが、これは幸福の科学から生長の家の名残を取り去るように指導する目的があったのではないかと思います。M館長も元生長の家の信者でした。ですから、何かの意図が隠されていたように思われてなりません。

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