2012年12月18日火曜日

私の還俗体験

1 還俗の始まり

幸福の科学では還俗する人が、これから出てくると予想されているようです。
私も1999年に還俗した人間です。
私のささやかな体験を書かせていただくことで、還俗させられる方々のお役に立てればと思います。

    人事からの電話

私は1999年の夏に還俗しました。還俗に至った2ヶ月ほどの経緯は、強烈に記憶に残っています。

日光へと向かう列車に乗っていたとき、人事部のHさんから突然、携帯に電話がかかってきました。
「種村さんの守護霊が総裁先生のところへ来て帰らないそうです。そのために総裁先生は昨日からお仕事が出来なくなっておられます。種村さんのほうで、守護霊が暴れないようにしてもらえませんか。」

突然のことで、何のことかが分かりませんでした。
どうも詳しく話を聴くと、私の守護霊が「種村の扱いをもっと上げてもらいたい。いまの立場では納得が出来ない。」と、総裁先生のところへ談判しに行って、納得のいく回答がもらえないので帰ろうとしないということのようです。そのために総裁先生は仕事が出来なくなり、エネルギーを奪われているということのようでした。
私は当時、「総裁先生は大救世主であり、総裁先生のお時間はすべて人類のために使われなければならない貴重な時間である。それにもかかわらず私の守護霊のために、その貴重な時間が奪われているということは、本当に申し訳ない。大救世主の貴重な時間は人類のためのものであり、私一人のために割かれてはならない。」と固く信じていました。ですから、これを告げられたときは、驚天動地であり、三界に身の置き所なし、という心境でした。ただただ申し訳ないという気持ちがこみあげてきました。
途中の停車駅で飛び降りた私は、駅のホームで土下座して、本当に申し訳ないとお詫びをしました。

人事のHさんは、「高橋大亀さんも同じように仰いましたよ」と言い、言葉を詰まらせていました。
そして、「思いつめるとかえって守護霊が暴れますので、ここはリラックスして総裁先生に思いを向けないようにしてください。総裁先生の近くにいると、どうしても守護霊が行きやすいので、遠くへいったん旅行されてはいかがでしょうか。そしてリラックスされてはいかがでしょうか。」と言われました。
業務命令として、遠方での休養を示唆されたわけです。

当時、日光精舎の講師をしていた私は、急遽、北海道へ旅行に出かけました。休養の旅なので、温泉に行ったり、夏の花火を見たりと、普段なら考えられないような時間を何日も過ごしました。そして、ひとまずは大丈夫と言うことで、職場に戻りました。
しかし、実際にはこれが還俗への始まりだったのです。
その後は、何度も、同様の電話が人事からありました。そのたびに、Hさんは親身になってアドバイスをしてくれました。それでまた別の地方へと、休養旅行をしたりもしました。すべてこれは、守護霊が総裁先生のところへ行かないようにするためのものでした。しかし、ことごとくうまくいかないようでした。

    大川隆法総裁に感じた恐怖心

それと前後して、私が総合本部に呼ばれたときの事です。当時、秘書をしていたKさんと話す機会がありました。Kさんは、後に幸福実現党の党首もされた方ですが、その頃、悪魔からの攻撃を短期間でかわしたというので評判になっていました。
Kさんは秘書の責任者をしていたときに、悪魔からの総攻撃を受けたそうです。それで一時悪魔に憑依されたので、秘書の任を解かれました。休養をとり温泉につかったところ、リラックスしたためか、悪魔の憑依がはずれて、数日後に秘書に復帰したという話でした。温泉につかって何も考えないというのが、悪魔対策にも効くらしいと、このとき話題になっていました。そうしたことも、人事局のHさんのアドバイスの根拠になっていたのです。

この時、Wさんという元秘書の方とも話しました。Wさんは後に理事長をされた方です。Wさんは私に次のような話をしてくれました。
「種村さん、お釈迦様の時代には、釈迦の十大弟子が中心にサンガが動いていたけど、今世は文殊が中心なのですよ。昔とは立場が逆になっているということを理解してください。」
これは、「(文殊菩薩の生まれ変わりである)大川きょう子氏が教団の中枢にいるということは、文殊に縁のある人々が教団の中心におかれるのです。過去世の釈迦十大弟子は周辺に追いやられても当然です。だからあなたは教団の中心位は戻れない。だから出世を諦めなさい。」と、こう言っているように聞こえました。教団には強い疎外感を感じました。

また、Wさんは、ご自分の体験として、このようなことを話しました。
「私は秘書をするとき、総裁先生からは『あなたは本来なら私の傍に来れる人間ではないが、今世は特別に秘書をしてもらっている』といわれました。秘書になって総裁先生のお近くにいたときに、凄まじいほどの恐怖心を感じた事がありました。自分が巨大な宇宙の前で本当に小さい存在にすぎなくて、押しつぶされてしまうほどの小さな存在なのだということを、その恐怖の中で感じ取りました。」
仏のそばにいて仏弟子が恐怖心を感じるというのは、本来であれば理解しがたいことです。一切の恐れのない安らぎの心境を味わうのならわかるのですが、凄まじいほどの恐怖を感じるというのは、悪魔のそばで味わうことのはずです。
しかし、洗脳されきっていた当時の私にとって、大川隆法総裁は絶対の疑うことのできない存在でした。ゆえに常に大川総裁を正当化する理論を自分自身で組み立てて、自分自身を納得させていました。この時はこう考えました。
W氏は自我の強い天狗タイプの人である。彼のような人が自我を抑えるには、自分の小ささを霊的な感覚で知る必要があったに違いない。エル・カンターレの偉大さを、恐怖心の中で骨身にしみて感じることで、自我を抑えることができるのだろう。」

職員は、「総裁先生のお言葉です」と言われれば、絶対に正しいと信じて従いました。これに疑いを挟むことなどありません。仏陀は法の上に立つ存在であり、法を変えることができる存在であると教えられていたからです。法に基づいて大川総裁を批判的に見るということは、許されないことだと教えられてきました。
ですから、いかに理解しがたいことでも、「総裁先生が言われた」という一言で職員は従います。私の還俗に関連する出来事も、いろいろ摩訶不思議なことがあります。しかし、疑いませんでした。

今から思うと不思議なのは、もし私の守護霊が行ったとしても、真の仏陀ならそれを諭して、考えを改めさせることができるはずです。それがなぜできなかったのでしょうか。釈迦教団で守護霊が釈尊のもとから離れず、還俗になったというような記録は皆無です。
また仏陀は無畏施といって、恐れない心を与えます。恐怖心をなくさせる方なのです。それが凄まじい恐怖心を起こさせるというのは、道理に合いません。相手が魔なら、仏陀を見て恐怖心を起こすこともありえるでしょうが、秘書に置くような仏弟子が大川総裁のそばにいて、凄まじい恐怖心を起こし、「この方には逆らえない」と肝に銘ずるというのは不可解です。マフィアのボスに対して手下が恐怖心を抱くのならわかります。悪魔と一体化した総裁に対して、弟子が恐怖心を抱いたのなら理解できます。しかし、仏陀にそば近くに仕えるほどの高弟が、仏陀に対してそうした恐怖心を抱くというのはありえません。にもかかわらず、当時の私は、そうした理性的な批判は持ち得ませんでした。それが洗脳された状態と言えるのではないでしょうか。

③恐怖心を使う者の正体

恐怖心に関して、一言述べたいと思います。

釈尊は菩提樹下で悟りを開かれた際に、悪魔の正体を見破り、「おまえは、こんなことを考えて攻めてくるのだろう」と悪魔の狙いどころを全部指摘されたと仏典は伝えています。その際、悪魔には十の軍隊があることを指摘し、「第六番の軍隊は恐怖といわれる」と喝破されました。

大川隆法氏は『仏陀の証明』でこの魔の十の軍隊のことを解説していますが、なんと中村元訳『ブッダのことば』から引用して、それに解説を加えています。これはオリジナルの思想としては説けなかったということであり、仏陀の証明とはなっていないのではないでしょうか。なぜなら仏陀は根源の法を説く方だからです。

さて、大川総裁が恐怖心を多用して組織を統制していることは、よく知られています。頻繁な異動命令もその一つですが、還俗勧告というのは職員にとっては究極の恐怖心を与えるものなのです。法名を与え、それを剥奪することもそうです。
「お布施しないと富士山が爆発するなどの天罰が起きる」「幸福実現党と書かないと日本人3000万人が死ぬ。」「死にたくなかったら幸福(実現党)と書きなさい」
こうした恐怖の予言を「天照大神」の名前を騙って行ったり、街頭演説で総裁自らが述べていたと報道されていました。これは恐怖心を使って、会員はもとより、一般の有権者まで操ろうとしているわけです。今年の2本の映画も、この恐怖心による一般国民の囲い込みに戦略目標があったと感じさせるものでした。

一方、『仏陀の証明』では、かつて大川総裁がこう述べていました。
「この恐怖も悪魔が使います。特に邪教団などは、この恐怖心をよく使います。『あなた、大変なことになりますよ』と脅して、金を巻き上げるのです。」
この教えに照らせば、今の幸福の科学は邪教団以外の何ものでもないことになるのではないでしょうか。

恐怖心をなくさせるものが仏陀であり、恐怖心を使って人々を支配するものが魔であるとすると、大川隆法総裁は果たして何者なのでしょうか。是非とも教えに照らして、大川隆法総裁ご自身にしっかりと判断して頂きたいと思います。
 

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2 件のコメント:

  1. 「幸福実現党と書かないと日本人3000万人が死ぬ。」「死にたくなかったら幸福(実現党)と書きなさい」

    youtubeの動画で見ましたが、大川氏は本当に言っていました。大川氏のあまりの浅はかさにあきれるばかりです。恐怖の予言をすれば、人々が自分の言うことを聞くとでも思ってるでしょうか?彼が堕落していく姿は、オウムの麻原氏とそっくりです。

    種村さんが、心理学や宗教の面から恐怖心について述べていますので、私は政治の政策論として述べたいと思います。

    今回圧勝した自民党は「列島強靭化」という、極めてまっとうな政策を打ち出していました。

    簡単に言うと、「最近のトンネル事故に象徴されるように、今日本のインフラが老朽化している。それにまた大きな地震が起きるとも分からない。そのため、自民党は公共投資をして、インフラを整備していく。そしてそれは最も効果的なデフレ脱却策ともなる」といことです。公明党の「ニューディール政策」もそれと似たものです。

    震災などにもそなえて、国民のためにインフラを整備する、という自民や公明に対し、信者は「(実現党を支持しないと)天照さまが怒って地震が起きる」と言い、総裁は、「死にたくなかったら幸福(実現党)と書きなさい」と叫んでいたのです。

    政党として見てどちらがまともか、一目瞭然です。彼らはよく「自分らの政策は一番正しいのにマスコミに報道されないから悪い」といいますが、マスコミ云々の前に、主張や政策論で、自民には勿論、公明党にも完敗してるのです。

    また、大川氏は演説で「釈量子は安倍晋三の100倍優秀だ!」なんて叫んでいましたが、みっともないにもほどがあります。そもそも100倍ってどうやって計るんでしょうか?

    彼らは、日本の政治家のすごさを知らないのです。安倍晋三さんや麻生太郎さんなどは極めて優秀な政治家です。すくなくとも実現党とはプロと小学生くらいの差があるでしょう。

    今回の惨敗はまさに「自業自得」です。

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    1. 投稿を頂き、有り難うございました。
      論旨明晰で、仰るとおりだと思います。
      釈さんについては、自分が可愛がっている女性を持ち上げている感じで、なんとも情けない気持ちがいたします。
      失敗に告ぐ失敗をみて、自分たちの過ちを反省するように求められていると思うのですが、反省できないので修正ができません。
      自滅へと向かっているように見えて仕方がありません。
      世間解というものを失ったのかなと、危惧しています。


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