2012年10月8日月曜日

投稿・洗脳解除のために キーワードとしての「国防」


中国の軍事脅威を叫ぶ奥にある意図

(解説)

投稿者Kさんから、最近の幸福の科学の洗脳に関する貴重なご意見を頂きました。たしかに国防は、最近の幸福の科学の大きな主張です。その主張の背景にある意図を見抜こうとしているこの方の洞察は、鋭いものがあるように感じました。これについては他にもさまざまなご意見があると思いますが、あくまでも、一つの観点として、皆様の参考になればと思い、ここにご紹介いたします。

(投稿者Kさん)

1.国防というキーワード

幸福の科学の洗脳を理解するための大きなキーワードの一つは、「国防」であると思います。特にこれが今非常に重要な位置づけを持っています。
私も、2009年の総選挙では幸福実現党を支援して一生懸命でした。そこで訴えたことの一つが国防であり、中国による侵略の危機でした。ですから、今も幸福の科学で一生懸命に活動されている方の気持ちは、よく理解できます。

しかし、幸福の科学の説く国防と、純粋な政治・軍事的な観点からの国防とは、大きく意味が異なると気がつきました。国防への関心は急速に高まっていますが、この点ははっきりと区別する必要があると思います。幸福の科学の説く国防は、それを通じて信者を拡大するための手段です。さらにはこの国を大川隆法氏が支配するための道具としての「国防」であると思います。

幸福の科学が説く国防の危機は、次のようなシナリオになっています。

「アメリカは衰退し、日米安保条約は空洞化する。日本はこのままでは中国に軍事的に占領され、国がなくなる。北朝鮮と組んだ中国に支配された日本は、百万人以上の人が北朝鮮に連れ去られ、強制労働させられる。日本では日本語が禁じられ、北京語が学校で教えられる。日本はチベットのようになり、地獄と変わる。
これを救いうるのは、大救世主である大川隆法氏のみである。なぜなら、チンギス・ハンの生まれ変わりが習近平であり、それを見抜いて彼らの考えを手にとるように分かっているのは、大川隆法氏しかいないからだ。毛沢東の時代から日本を侵略するために着々と軍事的な強化をしてきた中国は、ここ二、三十年でアメリカとの軍事力を逆転させ、日本を占領する力を手にする。霊界ではヒトラーが中国の首脳部を指導し始めており、鄧小平もヒトラーとつながりを持って、中国首脳部を指導している。さらに、悪質宇宙人が中国に科学技術と軍事的な協力を既に行っており、ここまでの危機の本質を見抜いているのは大川隆法氏しかいない。大救世主大川隆法のみがこの国の危機を救えるのだ。
幸福の科学の信者が増えて、この国のあり方を根本的に変え、大川隆法氏の指導のもとに国のあり方を根本から変えない限りは、この国は第2のチベットやウルグアイのようになり、日本は滅びて中国の自治区の一つになるしかない。だからこそ、伝道・植福・選挙そして映画が必要なのだ。」

これが幸福の科学の会員が信じていることです。だからこそ、必死になって選挙活動したり、「神秘の法」の映画へのお誘いや、植福、伝道にのめり込んでいくのです。幸福の科学の会員は、これ以外に日本を救う道はなく、自分は家族や友人、知人、後世の日本人をも守るために、真剣に国を憂え活動していると信じきっています。だからこそ、こうした活動が、世の中の不興を買ってうまくいかないと、益々絶望的になり、この世を悪魔の支配する世の中と思い、マスコミ攻撃や政治家攻撃を始めるのです。こうして完全にカルト化します。これはもはや典型的な世紀末カルトではないでしょうか。

2.恐怖心を利用する幸福の科学

しかし、これは「信者を取り込むための手段」なのです。私は種村さんのブログをみて、大川氏の霊言にはニセモノが多いと知りました。韓国大統領の李明博氏の霊言も、このブログの投稿者の方の証言で、ニセモノであることがよく理解できました。そうすると、中国の政治化の守護霊等の霊言も、全部ニセモノかもしれないという可能性を排除できなくなりました。
大川氏は今まで、幸福の科学の教えを中国で広げることで、中国を民主化する戦略を立てていると言ってきました。しかし、中国での幸福の科学出版の活動は完全に当局によって禁じられたようですので、早くも彼の計画と予言は潰えてしまっています。
要は、会員そして一般をも巻き込んで、中国侵略の恐怖心を植えつけて、幸福の科学へと会員や賛同者を囲い込もうという戦略に過ぎないのではないでしょうか。恐怖の予言を使って、盲信狂信へと人々を駆り立てているのではないでしょうか
この大川氏の予言を信じた人々は、恐怖心に支配されるようになると思います。そして、幸福の科学の洗脳によりコントロールされるようになっていくのだと思うのです。

確かに、中国の軍事的な侵略意図や軍事的脅威は、現実に対処しなければならない重大問題だとは思いますが、それを大川隆法氏に救ってもらえると妄想してはなりません。彼にとっては、これは単に信者拡大の戦略の一つに過ぎないのです。しかし、恐怖の予言を多用しての宣伝は、非常に危うい面を持っているように思います。
先日も、尖閣列島への上陸を幸福の科学の熱心な会員が行い、宣伝しようとして、世の中からのひんしゅくを買ったことがありました。危機の予言を一部成就させて、世論を幸福の科学支持へと誘導したいという意図を感じたのは、私だけではないと思います。

幸福の科学は、国防に関する霊言を10冊単位でまとめて発刊し、その際に新聞の全面広告を打っています。これまで2回行いました。また、映画「永遠の法」では中国の侵略からの防衛がテーマです。本来なら、尖閣列島に不法に上陸した幸福の科学の熱心な会員が、世論で英雄のように扱われることを期待していたと思います。そうなれば映画と書籍の追い風になり大ヒットし、多くの会員を集め、起死回生が図れると計画していたと思います。衆院選挙もその風に乗って当選者を出したいというのが大川氏の狙いだったと思います。
しかし、不発で終わるのではないでしょうか。世の中の人は、結構冷静に幸福の科学の意図を感じ取って、警戒して引いていると思います。

3.愛国無罪の危険な論理

こうなると、熱心な会員さんたちには、ますます世の中が左翼マスコミに支配され、悪魔に支配された世界と見えてくると思います。私は彼らが絶望から、逸脱した行為へと走らないことを祈るような気持ちでいっぱいです。
幸福の科学では尖閣列島に上陸したトクマ氏を「愛国無罪」の言葉で、擁護しています。「愛国無罪」というのは、「目的さえ正しければ何をしようと、その手段は正当化される」という思考の一種です。目的のためには手段を選ばず。これはこれまでの幸福の科学の教えからも逸脱している主張ではないでしょうか。私は、この論理が行き着くところまで行けば、怖い行動が出てくる可能性があると思うのです。そうならないように、祈りたいと思います。

幸福の科学の人々が、中国の占領に怯えて洗脳から抜け出られないという状態を、一日も早く脱出できるように、ささやかですが私の意見を書かせて頂きました。有難うございました。

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4 件のコメント:

  1. 2chで半年以上前「職員のミタ」氏が

    大川氏について
    「隠れ共産ファンなんだよ」
    といっていたのを思い出します。

    きっと裏の裏があります。
    没落の法則を積極的に利用している恐れがあります。

    返信削除
    返信
    1. ご指摘に大変興味を覚えました。裏の裏について、どのような可能性があるのか、もしお考えがあれば、是非とも教えてください。

      大川氏は自由主義を説きますが、幸福の科学の行動原理、組織の行動パターンを見ると、限りなく共産主義、社会主義に親和性を持っています。中国の主張する「愛国無罪」を幸福の科学でも主張したことは、ますますその親和性の強さを印象付けるものとなりました。

      大川氏のお父さんは共産主義者の経験をお持ちなので、「隠れ共産ファンなんだよ」という指摘は、ありえる気がしています。

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    2. 大川さんはどうも
      霊媒をやっているうちに
      大悪魔にやられてしまったようだと思います。
      あんな顔の教祖は普通ありえないので
      いつも大悪魔に脅迫されて宗教や政党をやっているかもしれません。
      これなら気が小さいという噂、大風呂敷>自滅パターンの説明がつきます。

      もうひとつの説は、
      大川さんは自分が大悪魔である自覚が本当はあり、
      自分のマイナスの運を逆手に取って
      自分を苦しめた日本を葬ることを考えている可能性。
      何故か大川隆法は朝鮮人であるという勝手な決め付けがネットにちらほら見受けられるのも不思議です。

      どちらにしても大川さんは人に強く否定された経験をお持ちのようで
      まともに人から愛されることに真に絶望して
      独裁者にでもならないと満たされない心なのかもしれません。
      両親からだけでなく本当は、
      おそらく学校でも相当な苛めを受けているかもしれません。

      ちなみに、大川隆法、その長男宏洋さん、
      インディゴチルドレンという霊的存在だった可能性があります。
      この種の魂はあまりに素直かつあまりに強靭で
      教育するのに失敗すると目的達成のためなら何でもする恐ろしい存在になるそうです。
      霊的に目覚めた彼らは現代教育を奴隷化だと嫌う者も含まれているかもしれません。
      彼らは心を読みます。親を試します。注意の怒りにちゃんとした理屈を求めます。
      ましてや、両親に勉強を押し付けられ(ソ連のエリート教育のまねか???) 勉強できないと存在価値を否定される(唯物主義に基づいて???)生活を押し付けられたら・・・
      反動は凄まじいことになるかもしれません。

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    3. 非常に深く見ていらっしゃるように思いました。
      とても参考になりました。
      とても深い心理分析だと思います。

      インディゴチルドレンの指摘はとてもとても興味深く読ませていただきました。

      投稿頂き、有り難うございました。

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