2012年9月9日日曜日

洗脳解除のために① 幸福の科学の波長同通の法則を検証する


釈迦やイエスのメッセージを受けるのは9次元霊のみか

 幸福の科学には波長同通の法則があります。これは同じ波長のものが同通するという法則で、生長の家でも説かれていましたので、大川氏のオリジナルというわけでは決してありません。むしろ普遍的な宗教的真理であるといえます。

 しかし大川隆法氏の説には大きな特徴があります。霊格による通信の制約論です。9次元霊の通信を受けられるのは、9次元霊か、もしくは8次元でも上位の神霊でなければ難しい。通常霊格が下がれば、ごく一時的に通信は受けられても、恒常的な通信は不可能であるという理論です。この理論からいうと、通常菩薩では9次元霊の通信は受けられない事になります。まして6次元、5次元の霊格の人は無理ですと、こうなります。

 ここで、幸福の科学の次元理論を、一応そのまま、今は使います。私はこれにも間違いがあると思っていますが、幸福の科学に洗脳されている方には話をシンプルにした方がご理解頂けると予想されますので、ここではそのまま使います

 さて、この理論で行くと、『仏陀再誕』をはじめ釈尊の指導によるとされる霊言や講演、さらにはイエス・キリスト、ゼウス、モーセ、孔子、その他9次元霊の霊言を出している以上、大川隆法氏は9次元霊でなければならないことになります。この理論を前提とすると、もし初期の霊言に正しいものがあり、釈迦やキリストの指導もあったと認めると、幸福の科学の波長同通の法則により、大川隆法は9次元霊ではあったが、途中で転落して悪魔に入られるようになってしまったという結論になります。すると、大川隆法氏の過去世の一つはダイバダッタであるという私の理論が、根拠を失う事になります。実際に、その点に注意を向けるように促すメールを下さった方もいらっしゃいました。それで、この問題に関する私の見解を出しておく必要を感じていました。

 結論から言います。大川隆法氏の波長同通の法則のうち、霊格による制約を説いた説は意図的な過ちであると思いますつまり9次元霊でなければ、9次元霊の霊言を受けることが出来ないという理論は間違いです。理論的にも、現象的にも間違いであると思います。
この理論が説かれた意図を見抜かねばなりません。この理論を入れておくと、釈迦やイエス・キリストの霊言を出している大川隆法氏が9次元霊であることを主張できるのです。そして、自分だけがこうした9次元霊の指導を受けられる人であると、独占できるようになっているのです。「地上に仏陀は一人である」という言い方も加えると、大川隆法氏のみが地上に降りた9次元霊であり、人類の指導者であると、こういう理論になります。これが洗脳です。これは大川隆法氏を9次元霊であると信じさせるための理論です。それを見抜く必要があります。それとともに、他の人がそうした高級霊と通信するのを阻止する理論であり、もしそうしたことがあっても「それはニセモノだ」というための理論になります。大川隆法氏にとって実に都合のいい理論であることを、まず見抜いておかねばなりません

 そこで、幸福の科学の波長同通の法則への批判を、これから行いたいと思います。理論面と現象面の両方から行います。

 まず理論的な面ですが、この理論の最大の間違いは、神(9次元霊やそれ以上の大宇宙創造の神霊までさして使っています)の力を極めて矮小化してしまっているということです。9次元霊』でなければ通信できない」というのは、神の能力に限界をおいているのですその法則(そういうものがあるとしてですが)に縛られて、その範囲内でしか動けない神というのは、その時点ですでに全知全能ではありません。
 そもそも、真の大宇宙創造主・根本神(これは大川隆法氏のことでも、エル・カンターレのことでもありません)は、この宇宙のすべてを作られた神霊です。そうであるなら、私達もその偉大な神(或いは神霊)の一部であり、根本神の体の一部なのです。そうである以上、すべてに根本神が宿っております。であるならば、根本神が自分の体の一部と対話(意識の交流)をすることなど、自由自在のはずです。根本神が意図されれば、それは実現するはずです。
 人間にはすべてに仏性があるということは、根本神への通路を全員が持っているということですから、その通路は根本神の側が意図されれば対話の通路になる。ゆえに、神が意図された場合には、対話が可能であるはずだということです。

 そうはいっても現実問題として、霊的な覚醒がまだ不十分な人へのコンタクトをどうするかという問題があります。この場合は、その人よりも高次な意識状態を持った霊をその人にオーバーシャドーさせ、その霊を一種の変電装置として使い、はるかに高次の神霊意識との交流を図るという方法があります。これは欧米のスピリチュアリズムの文献を丹念に読むと、そうした説明が出てきています。必要に応じて複数の「変電装置」を重ねていくと、その時点では霊的な覚醒の度合いに相当距離がある高級神霊とのコンタクトが取れるようになります。つまり霊格の差を乗り越えることが出来ます。そうなると、いわゆる9次元霊といわれる方々の霊言も、いろんな人が受けられる可能性が開けてくるという事になります。

 私は大宇宙の根本神も、人間に働きかけることは可能だと思います。「握れば一点となり、開けば無窮となる(握一点、開無限)」という言葉は、大宇宙に広がる意識が、点に過ぎない人間にコンタクトできるという意味を持つものと思います。ただし、大宇宙の根本神ご自身が、人間として生まれることはありえないと思います。
 もっとも、全ては根本神の顕現という意味では、「森羅万象根本神ならざるはなし」、という事になるので、あらゆる人間は大宇宙の創造主・根本神の顕現であるということになるのではありますが。

以上が理論面からの検証です。

 次に現象面からの検証に入りたいと思います。

これは幸福の科学自体が材料を提供してくれています。東京正心館を始め様々な精舎では、いわゆる9次元、8次元の高級霊の「霊人公案」と称して、高級霊からの通信を誰でも頂けるという人気の研修があります。本当にそういう霊が指導しているかどうかは別ですが、建前はそうなっています。

教団側では、これは、エル・カンターレの磁場だからできるとか、精舎だからできるとか言っていますが、これは営業トークです。そう言わないと精舎に来なくなるので、そう言っているに過ぎません。本当の神であれば、この地球全体が神の庭であり、ご神体でもありますから、精妙な空気の山の上とか、静謐な建物の中とか、深海の底でも、一定の磁場を整えたところであれば、どこででも通信できるのが当たり前です。

 さて、幸福の科学のこの霊人公案の研修が行われていると言うこと自体が、9次元霊でなくても9次元霊の通信は受けられるという「事実」を認めてしまっている事になります。従って、9次元霊の通信を受けるから、9次元の霊格があるとか、8次元の霊格があるとはいえないということを、物語っているのです。
 そうすると、9次元霊や8次元霊の通信を受けて霊言をする大川隆法氏は、それをもって9次元霊であると主張は出来ないという事になります。

 歴史的にもイエス・キリストが通信を送ってこられて、それをキャッチして回心をしたり、使命を自覚した宗教家は沢山います。
 
 有名なところでは、パウロはイエスの弟子を迫害に行く途中(ダマスコスへの道だったと思います)で、イエスの啓示を受けました。その声は「あなたは何故、私を迫害するのか」と呼びかけました。パウロは「あなたはどなたですか」と聞きました。すると「お前が迫害しているイエスである」と言う声が聞こえました。その時は、パウロは強烈な光を感じて、目が見えなくなっていました。イエスはパウロに、「やがて私の弟子に出会うから、その者が癒してくれる」という趣旨の啓示をパウロに送りました。そしてイエスの言葉の通りになり、パウロは回心してキリスト教の伝道者として生涯を捧げる事になりました。(私の記憶で書いていますので、多少の正確さの不備は御容赦ください)
 幸福の科学ではパウロは7次元という事になっていますから、9次元霊のイエスの声を聞けるのはおかしい事になりますそれもイエスの弟子を迫害するために道を歩いていた途中の出来事ですから、到底、高級霊と通信できるような心境ではないわけです。幸福の科学の理論では、この時パウロは悪霊や悪魔に支配されているはずです。そんな人が、イエスの声を聞けたのです。しかも、その声に従ったら、目が再び見えるようになり、パウロの信仰が一夜にして激変したわけです。

 マザー・テレサもそうです。彼女はイエスキリストの声を聞いて使命に目覚め、キリスト教の学校の教師(確か校長)を辞めて、看護の知識を大学で勉強してから、インドのスラム街にたった一人で入って行ったのです。これほどの変化は、本物のイエス・キリストの働きかけが無ければ不可能だと思います。

 アメリカには、かつて大泥棒だった人で、後に回心してキリスト教の伝道師(牧師か神父かは不明です)になり、多くの犯罪者を更生へと導いたスター・デイリーという人がいます。スター・デイリーはアメリカ中を震撼させた大泥棒でしたが、つかまっても何度も脱走し、また犯罪を犯しては刑務所に舞い戻ります。一切口を割らず、拷問のような状態の中で気を失います。その時に、スター・デイリーは、愛のまなざしで自分を見ているイエス・キリストの姿をまざまざと見るのです。そしてその時に魂で、イエスの愛、そして許しを感じ取り、全身が清められるのを感じます。そのたった一回の経験で、脱獄と犯罪の繰り返しで全米に知られていた大悪党が、キリスト者に変容するのです。そして、精進を続け、やがて伝道師となり、犯罪者の救済では右に出る人がいないほどの伝道者となるのです。彼の著書には『愛は刑よりも強し』、『降り注ぐ愛の奇蹟』、『人類の福音』の三冊があります。
 
 日本でも似たような人を。私は生長の家時代に取材したことがあります。真鍋さんという四国の方なのですが、いつもやくざ者と大喧嘩して暮らしていた一匹狼の手のつけられない暴れ者であった真鍋さんは、ある朝、寝ている彼の頭をまたぐように立った一人の男性から「いつまで寝ているのだ。起きろ。」と言われて目が覚めます。あまりにも鮮明な夢でした。その日の朝刊を見ると、『生命の実相』の広告と講演会の広告が載っていました。そこにあった顔写真の教祖が、真鍋さんの夢で見た人物だったのです。それが谷口雅春先生でした。それから真鍋さんは、谷口雅春先生の本を読み、講演を聴き、今までの生き方を大懺悔されて、伝道者に生まれ変わられました。谷口先生は8次元の方ですが、ヤクザ者をしていた真鍋さんを回心させるために、彼の夢に現れ、語りかけたのです。

 日本神道や仏教でも、そこに祭られている神や仏が、心の清い幼子や乙女に乗り移って(オーバーシャドーして)、神仏の言葉を告げる事は、よくあることでした。平家物語にもそうした話が出てきます。私はこういう話をよく読んでいたので、「誰を通して神が私に告げ知らせるかわからない。幼い子であっても若い女性であっても、神が選ばれた人が神仏の言葉を伝えることがあるので、決して年齢や職業で見て、相手を軽んじてはいけない」という観念を、昔から強く持っていました。

以上が現象の面です。このように見てくると、神が必要を感じられて本気で働きかけられる時は、相手の人格を一夜にして変容させてしまうことが出来るぐらいの事をされてきたことが分かります。神あるいは高級霊は、同じ霊格でなくても、無教養でも、子供でも、悪霊が憑依しているに違いない人に対しても、働きかけたり、通信を送ったりされています。この事実を見ると、幸福の科学の波長同通の理論(特に霊格による通信の制約論)は、成り立たないことがよく分かります。

私達は、大川隆法氏の説く波長同通の法則の呪縛から、そろそろ開放されるべきなのです。特に霊格を持ち出して、「同じ霊格でないと神が通信できない。ゆえに9次元霊の通信を受ける自分は9次元霊であり、自分以外の通信はニセモノだ。幸福の科学以外の霊示はニセモノで、悪魔の仕事である。」・・・というような、大川隆法氏を権威付けるために作られた理論の呪縛から解き放たれなければなりません

9次元霊の通信をある時期に受けられたからと言っても、大川隆法氏が9次元霊である事には決してなりません。大川隆法氏に特徴的な傾向は「自分が一番偉い。全ての者はわれに従え。」という慢心する傾向です。これが、彼の最大の特徴なのです。天上界は、彼のそういう傾向性を熟知されていたゆえに、初期においては様々な宗教家が無間地獄に堕ちている姿を見せられたのでしょう。彼も最初の頃の講演では、そうした宗教家のあの世での姿を見て、「これはいけない。真実のみを語らなければ、万一嘘の霊言を世に広めてしまったら取り返しがつかない事になると思った」と、自戒の言葉を語っていました。こうした神仏への畏れを持っている間は、彼も神仏の指導を受けていたと思います。しかし、慢心が出て、自分がどんどん偉くなっていき、何をしても自分は神だから許されるのだと思い始めたときに、転落し悪魔の支配下に入ったと思います。


特に最近の講演会や、書籍の内容をみれば、彼が悪魔からの指導を受けていることは明らかだと思います。


洗脳解除に役に立つ本『マウンド・コントロール』紹介



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