2012年9月16日日曜日

投稿・洗脳解除のために 幸福の科学の「信仰」を問う

投稿 幸福の科学の「信仰」と「敵」の存在

最近、幸福の科学を退会者されたから投稿をいただきました。この方は経営コンサルタントをされている40代の男性です。幸福の科学の「信仰」についての踏み込んだ考察をして下さいました。洗脳解除の一助となるので、紹介させて頂きます。

1.       人身掌握の方法としての「敵」の設定

9.11のアメリカで発生したテロ事件はまだ記憶に新しいところですが、このときの現象として、アメリカの「敵」として現れたテロリストに対する報復に向けて、アメリカ民衆の心は1つになり、ブッシュ氏の支持率も異様なほど高くなりました。
この例を見ると、目の前に「敵」が出現することにより、その「敵」に立ち向かっていく指導者によって、彼らの心が一つになり、その方向に向かっていくことができるといことであろうと思います。その結果、指導者は人々によって高い支持を受けます。このようなことは、今までの歴史上に数多く起こっていたことでした。そうして、歴史上の英雄が出現し、さまざまな歴史が創られていきました。
逆に、人心を掌握するという方法において、仮想的に「敵」をつくり、または自分たちにとって不利益にとなる存在を「敵」として意識させ、その敵に対して意識を向けさせ、その意識共有を図ることによって人々の支持を得るという手法は、至る所でとられています。今日発生している韓国や中国における領土問題や反日教育などは、過去の因縁から、日本を「敵」と意識させることによって、人身掌握の手段として意図的に用いてきたものといえます。
同様のことが、幸福の科学の最近の「信仰」の手段においても見られます90年頃のノストラダムスに始まって、講談社事件など、仏敵と称して、数多くの敵を生み出してきました。そして最近は、左翼勢力、マスコミ、中国、(悪質)宇宙人etc、「敵また敵」のオンパレードとなっています。その「敵」と対峙するために、エルカンへの信仰を求められます。確かに、これらの中にも「敵」としての存在があることは認めますが、それらを信仰と結びつけるかどうかは別の問題です。要は、現在の幸福の科学の「信仰」たるものは、全くの不純なる動機によって成り立っているということです

2.不安、恐怖心、憎悪を伴う「信仰」とは

 過剰に「危機意識」をあおり、仮想「敵」をつくって、そこに生じるものは、「地球愛」などではなく、不安、恐怖、憎しみなどの負の感情です。これにより、それを信じている人々(信者の方々)は、精神的なストレスとある種の混乱状態に陥り、理性に基づいた正常な判断ができにくくなります。そうした中において、この状況を解決できるのは宇宙神のエルカンだけである。ということになれば、いやでも「信仰」を強めていく方向に心情が動いていくでしょう。
 また、自分たちに向けられた批判をかわす、もしくは隠蔽するために、自分とは違う「敵」を創出もしくは指し示し、人々の批判をそちらに向けるということも、前述した人心掌握の方法と同じ構造なのですが、これは大川氏の「きょう子氏批判」で用いられた手法であることは、周知の通りです。
 この状況は、現在の中国や韓国の、日本に対する感情と似ています。彼らの心には、被害感情と憎しみで正常な判断ができずにいます。特に今の韓国の大統領は、これらの感情に便乗し、支持を得ようとしているように見えます。中国の活動家も同様な傾向が見られます。中国では、中国政府に対する不満が高まり、暴動も起きていますが、尖閣諸島の事態を巧みに利用して、彼らの批判を日本に向けて自分たちへの批判をかわしているような状況が見られます。情けないことですが、このような意識レベルにまで、幸福の科学の「信仰」は下落してしまったといえるでしょう。

3.マインド・コントロール解除の第一歩

 教えで人を導くことができなくなってしまったがために、このような手法を用いて、人を導くしかなくなってしまったというのも理由の一つでしょう。果たしてこれが信仰といえるのでしょうか。仏教やキリスト教は、こうではなかったはずです。仏教は、心の王国を築くことに、キリスト教は、愛の教えに終始しておりました。まったくこれらの宗教とは正反対です。
 このような「信仰」に対して、どのような手を打っていけばいいでしょうか。ただ、この問題は、幸福の科学の「信仰」のみならず、日本国民が似たような状況下に陥りつつある危険性を感じます。特に最近になって、マスコミでは、韓国や中国の脅威や領土問題、原発などの脅威、大地震の予知と津波の被害、等々、数多くの不安を煽っています。未来に希望もなく、後ろからは危険が迫っている・・・、日本人の多くはまさしく前述したような精神的ストレスと混乱の状態に陥っているかもしくは陥りつつあるように感じます。まだ明確な「指導者」は出現していませんが、「土壌」はできつつあるような気がしています。
よって、単なる幸福の科学の「信仰」だけの問題ではなく、同様な状況が日本を覆いつつあるように見えます。幸福の科学の闇が日本全土に影響しつつあるといったら言い過ぎかもしれませんが、なにせ精舎が全国各地に点在しているので、その悪影響を考えたら、関連性もまったく否定できません。
 ただ、このようなアジテートを行ったところで、先に待っているものは「破滅」でしかありません。今までの歴史を見ても、ナチスのように一時は繁栄を謳歌するように見えますが、必ず滅びるということが、歴史の証明するところです。今の中国はもちろん、韓国や日本についても、このままいけば「破滅」が待ち受けているということです。そして一番言いたいことは、幸福の科学は、このような安易な「信仰」に手を染めてしまった時点で、すでに「破滅」が始まったといえます。アジテートする者はもちろんのこと、される側も、そのまま「破滅」に向かっていきます。言い換えれば、教祖もろとも地獄に引きずられてしまう、ということです間違った方向に煽動する者の「たくらみ」に一刻も早く気付くことが、マインドコントロールから抜け出る第一歩になろうかと思います。


4.正しい信仰の模索と行動原理としての「徳」

 まず、「信仰」の正しい形を示さねばなりません。彼らには、正しい「信仰」とは何であるのかということを、改めて指し示さねばならないのです。「信仰」に不安や恐怖、憎しみは不要です。仏教やキリスト教もそうであるはずです。退会された方々も、間違った「信仰」を捨てることによって、信仰そのものを捨てるのではなく、正しい信仰を得て欲しいと思っています。
 「信仰」というものに一線を引く方々であるならば、「」を大切にしてほしいのです。古代中国や日本には、「徳」を重んじ、徳によって人々を導くということが行われてきました。「徳」において大切なことは、「信義を通す」、つまり、天に照らして正しいことを断固貫き通すことだと思うのです。今の日本は、これらの精神が全く失われています。不安や恐怖から生じるものは「自己保身」です。今日本を覆いつつあるこれらの病魔に対峙するためにも、「徳」の復興が不可欠なのです。「徳」を武器として、悪しき「信仰」と対決し、「敵」と見える諸外国と対峙し、かつ彼らを善導していかねばなりません。そして、「徳」と「信義」でもって一人一人が自らを向上させ、周りの人々を照らし、そして日本を照らし続けなければならないのです。「徳」はキリスト教の「愛」にも通じるものです。これらの思想は宗教は違えども、必ず1つにつながっていくものなのです。そして日本は、本来の姿に立ち返らねばならないのです。そこに大きな希望を見出すことができるのです。
 今の日本の取るべき立場としては、この「徳」と「信義」であるのです。公正な立場を貫き、断固引かないという精神態度が不可欠であるのです。

5.憎しみを超えて

 ここに述べた内容は、幸福の科学の「信仰」が単なるマインドコントロールになっているということを暗に示しています。はっきり言って「覇道」です。しかし世界を見渡してみると、その「覇道」たるものが中国を中心としたアジア諸国やイスラム圏、そして日本にも広がりつつあることが見えてきます。歴史を見ると、覇道の行く先は「破滅」です。複雑なようで単純な構造ですが、その構造のからくりを見抜くことが世界を「破滅」から救う一法であることを感じます。
 また、この見方は、「許しの原理」を含んでいます。今日本は、中国や韓国に対する憎しみの感情が高まっています。彼らの日本に対する憎しみの感情が、日本国民にも影響しているように見えます。憎しみが憎しみを生んでいるということであろうと思います。同じようなことがイエスの時代にもありました。イエス時代のユダヤの民は、ローマ軍からの抑圧された状況から、自分たちを救ってくれるメシアを切望していました。そしてイエスの登場で、彼らはイエスにその望みを託しましたが、イエスのみはそうではなく、「許し」を説きました。その結果は、歴史が示したとおりです。彼らも破滅の道を歩みました。
 憎しみを憎しみで返してはいけないのです。彼らは、自分たちが発した負のカルマによって、いずれ自滅していきます。それを理解せずに、同じ思いを出したら、日本も同じ道をたどってしまします。
 彼らはそのようなアジテートされた状態ですので、それを理解することによって、彼らを真に理解することができます。そして、彼らに対する「許し」の思いと、深い愛の思いがわいてきます。
 そして彼らに対峙する心構えとしては、ここに書いたことであろうかと思います。彼らに幸せになってほしいという崇高な精神性を基礎とし、信を曲げない強い意志で持って当たっていくことが重要であろうかと思います。

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