2012年7月15日日曜日

『舎利弗の真実に迫る』講義9 エンリルの降格人事と私の懺悔道

「だから、私は、九次元霊の分身か分霊として扱う、高橋信次への一種の特別視は、外したほうがいいと思います。」(『舎利弗の真実の迫る』P58

「『ヤーウェ』というのは、・・・『妬む者である』と言っています。だから、妬むわけですが、何を妬むかというと、それは、『人間が神になっていくことや、人間が神のごとき繁栄を実現したり、自我を伸ばしてきたりすることを妬む』ということだと思うんですね。
 今、イスラエルという国が、あれだけ小さくなって、周りから非難される理由のなかには、やはり、その邪神性があると私は思いますよ。」(『舎利弗の真実に迫る』P60

「ユダヤ民族の神は、『バビロン捕囚』を受けたり、エジプトの奴隷をしたりした者たちの神です。だから、そうとう被害を受けたものたちの神なんですね。虐げられた者たちの神なので、このなかには、やはり、ある種の邪神性があるのではないかと考えた方がいいと思いますね。」(『舎利弗の真実に迫る』)P61

「だから、当会では、『魔法界や仙人界、天狗界など、裏側の霊界みたいなものを統括する責任者として、そういう世界の一番上にエンリルがいる』というような言い方をしていたようですけど、もうそろそろ、やめたほうがよろしいと思います。」(『舎利弗の真実に迫る』)P61P62

<解説>

 この部分は、すべて大川・舎利弗の言葉です。釈迦の弟子である舎利弗であるならば、なぜユダヤの神やエンリルについてこれほど詳しく、大川隆法氏の代弁者のように語るのか、あり得ない感じがします。そもそも、この大川・舎利弗の霊言であるこの章全体に、仏教についての言及はほとんどなくて、教団初期の事情や、ユダヤ教や高橋信次に関する話が異常に多いのです。一般の人がここを読むと「なぜ舎利弗がこんな話をするのだろう」と違和感を持つと思います。

 大川・舎利弗の正体は、大川隆法氏の意識による演出であると考えると、そのなぞは全部解けます。大川隆法氏は、自分で「これまでの教義を修正する」と言うと、なぜ修正するのかという疑問に答えなければならなくなるので、舎利弗が語ったことにいて、直接の責任が自分に向かうのを回避しようとされているのです。

 大川隆法氏は、1994年ごろ、「方便の時代は終わった」と宣言して、高橋信次関連の記述を、法の中から大幅に削除修正をかけました。しかし、このときはまだ初期のころであったこともあり、GLA関連の方々は別として、ほとんどの信者はついていきました。私もその一人です。

 しかし、今回はそのとき以上の大きな法の修正や過去世認定の修正をしておきながら、大川隆法氏本人の言葉としてではなく、他の霊人の言葉として出して、それを受けて修正しているのです。これは大川隆法氏ご自身による演出とみるのが一番正しいのではないかと思っています。これは自分が責任を取らない、卑怯なやり方です。昔はもっと潔かったのに、だいぶ退化されたと思います。

もしそうではなくて、本当にそういう霊人がいろいろ言ってきて、その通りに修正するのであれば、それまで説かれてきたエル・カンターレの法というのは、霊人が次々と修正しなければならないような杜撰なものであったことになります。そうするとこれまでの大川隆法氏の悟りは、つまりエル・カンターレの認識力は、舎利弗等の霊人よりも低い認識力であったということになると思います。

具体的に法の修正箇所をみておきましょう。

エンリルは、幸福の科学では、9次元霊で裏側の世界の総元締めの祟り神だとされていました。そして高橋信次は、その分霊だとしていました。それを、ここではついにエンリルを、9次元霊ではないと宣言し、裏側の元締め的な存在からもはずしたわけです。エンリルの降格人事です。

さらに、エンリルが「ヤーウェ」と名乗ってユダヤの民を指導したが、その指導には「邪神性がかなりある」として、エンリルを邪神と認定しています

 これが正しいとすると、大川隆法氏は初期において、高橋信次の指導を信じてかなり影響を受けたのであるから、邪神の影響下に幸福の科学は創られてきたということになります。邪神性をいままで見抜けず、9次元霊という地球を指導する最上位の十人の霊の一人としてきたということは、大川隆法氏は9次元世界について、本当は正しくわかっていなかったということになります。そして、高橋信次霊の影響でいろいろ悪影響が出てきたので、彼の影響をもう一段排除するために、こういう論理を展開しているように見ます。教団の自己都合によって変わっていく教えというのは、一体、「久遠の法」「永遠の真理」と呼ぶに値するのでしょうか。まして「不滅の法」と呼べるのでしょうか。

 ここまで論じると、私が在職中の約12年間、ある時点からは応用本部講師の肩書きまで頂いて、大川隆法氏の教えを真理として伝えてきた私は、一体何をしていたのだろうかという反省が生まれます。また、私は、大川隆法氏を仏陀であり仏陀の本体のエル・カンターレであると信じたがゆえに、造反された元GLAの方々や、法敵となったと認定された方々に対して、私は批判をしてきました。これを一体どう考えればいいのだろうかと、実は反省に入っているところです。


 私も今は、幸福の科学教団から除名され仏敵の認定を頂いていますので、私がかつて批判した方から見ると、カルマの刈り取りであると見えると思います。私は、もしそうならば、私に浴びせられる誹謗中傷は、それが正しいものであるかぎりは、甘んじて受け止めようと思っております。しかし、私はそれだけでは、私は真の懺悔や反省をしたことにならないと思うのです。真の懺悔、真の反省は、やはり過ちの根源を正す努力を通してしか表現できないと思うのです。すなわち、大川隆法氏の間違いを指摘して、これを修正して頂く努力をするということです。これが私の償いであると思います。このブログも、そうした私の償いの一つの姿です。私の今までの不明を、心からお詫びしたいと思います。

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