2012年7月15日日曜日

『舎利弗の真実に迫る』講義8 大川隆法氏の悟りとは



「武田 今回除名になった者には、当時、舎利弗様以外にも、過去世として認定された方がいらっしゃいます。(中略)まず、ゼウスの守護霊役であったアサート。これは事実でございましょうか。
舎利弗 うーん。だから、そのへんは、たぶん、高橋信次が霊指導をしていた時代の認定だと思うんですよね。だから、高橋信次が入って言っていたのだと思うのですが、削除しておくべきでしょう。
武田 はい。あと、福音書のヨハネ。
舎利弗 ああ、削除しておくべきでしょうね。
武田 不空三蔵。
舎利弗 ああ、削除しておくべきでしょうね。
武田 栄西。
舎利弗 削除しておくべきでしょうね。
武田 そして、「この魂は梵天の霊格を持っている」とされていましたが・・・
舎利弗 うーん。違いましょうね。
武田 違いますか。分かりました。
舎利弗 うーん。これはね、当時のGLAという団体における、過去世認定の安易さからみれば、似たようなレベルでやっていたと思われます。」(『舎利弗の真実に迫る』P48P51

<解説>
この部分は、この本のクライマックスの一つ、見所です。

まずアサートに関する記述は『黄金の法』にのみ出てきます。『黄金の法』にはアサートは不空三蔵と魂の兄弟であるという記述があるのです。

一方、「不空三蔵は種村修である」と1988年末に幸福の科学道場に集まった数十人の会員の前で、大川隆法氏が明言され、不空三蔵と種村修の対話まで実演されました。従って、アサートも種村修の過去世ということになっていました。このアサートという方は、ゼウスの晩年に、ゼウスの守護霊役をしていたと書かれています。

重要なのは、これが「高橋信次が入って言った」というくだりです。幸福の科学では『黄金の法』はエル・カンターレの歴史観であり、エル・カンターレの法であるとされてきました。それが「高橋信次が入って言った」ということは、法シリーズそのものの権威が極めてあやしいものであることを、大川・舎利弗に証言させてしまったのです。

その後、福音書のヨハネ、栄西、不空三蔵など、何の説明もなくあっさりと削除になりました。つまり、「大川隆法は過去二十年間、会員を騙し続けてきました。法シリーズの中でも誤りを教え続けてきました」と告白しているわけです。

何かしら、もっともらしい根拠を示してからご自分の前説を否定しないと、説得力は乏しいと思うのですが、これですむなら楽なものです。これほどまでに大川隆法氏の過去世認定の信用性がないということは、もともとの大川隆法氏の悟りのレベルが高橋信次氏のレベルをそれほど超えていないことを、大川・舎利弗が、そうとは気付かないまま暴露してしまったのだと思います。

7次元上段階の梵天の境地から六大神通力がすべて備わるというのが『太陽の法』の教えです。そうすると大川隆法氏の悟りは、心境がよかった初期の段階ですら、高くても7次元中段界を越えないと思われるのです

大川・舎利弗に言わせているように、大川隆法氏がGA即ち高橋信次氏と「似たようなレベル」で過去世認定をやっていたとすると、大川隆法氏の悟りは高橋信次氏と同じ6次元レベルになってしまいます。

大川・舎利弗が暴露したように、GLA
と同じレベルで教団初期の過去世認定をしていたという指摘は、実は非常に深刻な指摘です。というのは、ここで幸福の科学は釈迦教団ではなく、釈迦を騙った知天狗(大川隆法氏のことを敬意を込めてそうお呼びしたいと思います)によってつくられた裏側の教団だったのではないかという疑問が浮上してくるからです。

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幸福の科学の初期からの会員は、大川隆法氏は高橋信次と全く違って、正確に過去世認定できる唯一の存在であると信じ込んできました。だから『黄金の法』の記述もすべて真実であると信じていました。それが、高橋信次のように自分の権威を上げるためにサクラで釈迦弟子を認定していたとしたら、これは仏陀ではあり得ないことになります。『黄金の法』は過去世認定のオンパレードの本ですが、全く信憑性が崩れてしまうことになります。

弟子の信用性を崩したら、自分の信用性まで崩してしまったわけです
人を呪わば穴二つ」という言葉が、脳裏をよぎります。

「舎利弗(中略)ただ、霊能力的なものについては、当初、大川隆法総裁には、まだ十分に目覚めていなかった面があり、自信が十分になかった面があると思うんですよ。」(『舎利弗の真実に迫る』P55

私はこれを不思議な発言と思って読みました。釈尊が悟りを開かれたときは、それまでのヨガ仙人の教えを完全に脱却しておられましたし、自分の師となったヨガ仙人の境地や霊能力をはるかに上回っておられました。とくに釈迦の三世を見通す天眼通は、因果の理法の真実性を担保する基礎となる霊能力であり、最初から他の追随を許さぬほど優れていたといわれています。

ところが、釈迦の本体意識の生まれ変わりで、釈尊を超える力をもつはずの大川隆法氏が、高橋信次という6次元の悟りを得た仙人と比較して、自信がない程度の霊能力しかなく、霊的判断を高橋信次に依存していたとしたら、これは本当に釈迦の生まれ変わりといえるのか仏陀の悟りを開いたといえるのかという、根本的な疑問が頭をもたげてくるのです。

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